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2008年12月23日火曜日

12/13 ベガルタ仙台@ヤマハ


重ーい重ーい胃と心を引きずりながら渋谷クロスタワーに集合。ついでに藁にもすがる思いで思いつく限りのゲンカツギ。しかし負け試合が17/34もある今季、もう「これなら負けない」ものは何も残っておらず「負けない確率が高い」レベルのものばかりですが…というわけで「最近負け試合では使ってなかった香水」「たぶん負けたことがないネックレッス」「ampmでおーいお茶濃い味1Lペットを買う」「海老名で和牛カレーパン」「海老名でネスカフェのアイスラテ」「海老名で鎌倉いなり」「海老名でEDYは使わない」最後はヤマスタで「牛タンを食う!」。

入れ替え戦第二戦@ヤマハもチケットは争奪戦になってしまいました。年間チケット保有者には招待券が送られて来ましたが、それ以外の席種はサポーターズクラブ先行販売もなく全国一斉発売!お陰でいつものゆったり出足で発売日午後に買いに行った地元民があぶれ、ゲッター状態の仙台サポーターにバックスタンドをかなり侵食されてしまいました…スタジアムをサックスブルーに染めたければクラブもなにか考えてくださいよ…。

それでも最後の数試合はチケット完売でいつもよりはスタンドも青く染まっています。お空も美しいサックスブルー、試合後のジュビロサポーターの心もこんな青空のように晴れ晴れしていますように…。「Top of the world」で選手を迎えた1時間半前。バックスタンドゴール裏寄りに移動して声の限りに歌いました。9/28の27節新潟戦から始まったこの位置での応援も随分浸透してきました。来年も是非続けていきたいですね。


仙台往復後の中2日の試合でしたがスタメンは一緒。肩の負傷で出場が危ぶまれた鈴木秀人選手も無事姿を見せました。本当は後半に投入されてサイドをブッチギル太田選手とか経験豊富・予測不可能な動きで相手を攪乱する西選手とかも見てみたい気がしますが、ここまできたらベンチもベンチ外もみんな心をひとつにして戦うしかありません!そして運命のキックオフ!

ホームなのに(だから?)ジュビロの選手の動きが固いです…。なんか…押し込まれていないか…?相手のシュート精度の低さに助けられていますO| ̄|_あああ私の胃は90分保つのか…うううう、ん?

キターーーーーー松浦2戦連発ぅ!!!!!!先制点!!!!!!第1戦の仙台と同じような時間帯、前半41分にゴール前で前田をワンツーで使った松浦が胸ゴール!スタンドから見た時は肩ゴールにも見えてハンドを取られないか主審の反応を伺ってしまいました。まだまだ全く安心は出来ませんがアドバンテージを少し広げられた前半です。

そして後半、入れ替え戦を盛り上げようと必死な審判にイライラ、FKを取られる度にヒヤヒヤしていると…またまたキターーーーーーーーーーーーー松浦2点目素晴らしいカウンターとドリブル!!!!!入れ替え戦のラッキーボーイ磐田の救世主様様19才!コーナーキックのクリアボール(駒野は狙っていたかもしれません)を受けた松浦選手が独走、DFとGKを交わして2-0!これであと20分、1失点でしのげればOKです。でも同点にされるとアウトなのでもう1点欲しいところです…。1-0でも2-0でも、2点とられるとダメなのは一緒なんですよね…。

この日の松浦はキレッキレ、たまに心に体が追いついていけないこともありますが、素晴らしいミドルやキレのあるドリブルや飛び出しでチャンスを連発します。3点目のアシスト!と思われたプレーは何故かファールを取られましたが…(リプレイを見ても相手選手がファールでも止められず振り切られて勝手に倒れただけにしか見えませんでしたけど)しかしこの幻の3点目が結果的に最後の最後までジュビロを追い詰めることになりました。

大したトラブルも無かった後半なのに、ロスタイムは何故か4分。イヤな予感がします。初めの1分は上手く相手陣内で時間を使っていた磐田ですが、拾われたボールを早速ゴール前へ運ばれ、イヤーな位置でFKを取られます。ゴクリ…。

うぎゃぁーーーーヤラレタまたロスタイムのセットプレー。直接決められて2-1。そして仙台の怒濤の攻め、川口能活のスーパープレーの応酬でCKに逃れました。脂汗ダラダラです。残り時間1分弱、相手のCK、これで決められたら2-2、アウェーゴールルールで仙台の勝ちです。頭の中が真っ白になりました。今まで失ってきたロスタイムのゴールやセットプレー、すり抜けていった勝ち点が走馬燈のように脳裏をめぐります。オフト監督、ロスタイム、ドーハの悲劇、今ここで、最後の最後にこんな劇的なシナリオを用意したのは誰?明日のスポーツ新聞の見出しがぐるぐると頭の中を回り…。

しかしイケイケドンドンな仙台サポの目の前で蹴られたボールは、前田の頭にあたって大きく跳ね返り、その行方を目で追う満員のスタンドに試合終了の笛が響き渡りました。正確に言うと私の耳には笛の音は聞こえず、グラウンドに倒れ込む選手達を見て試合終了を知ったのでしたが。

終わった?今の入ってないよね?2-1のまま?勝った?残留?残留決まった?決まった?思わず、両手で両頬をつねってみました。最後にゴールを決められた世界で目が覚めたらどうしよう、とすこし怖かったです。残留が決まった瞬間とは、もっと嬉しいものだと思っていました。実際には、ただただただただホッとして体の力が抜けました。三途の川賽の河原から現世に戻ってきたようなものです。まだなにも終わっていないし始まってもない。でもやっと、これからのこと来季のことを考えることができます。 この3ヶ月の疲れがどっと溢れてきましたが、ようやく今晩はぐっすり眠れそうかな(実際は眠れなかったのですが(^_^;))。


試合後、ピッチに突っ伏したまま置きあがれなかった川口能活選手、最後の混戦で怪我でもしたのかと心配しましたが、間もなく起き上がって歩き出しました。ありがとう能活、百戦錬磨の彼でも、この残留争いギリギリの戦いは夜眠れなくなるような日々だったようでした。来年は、開幕からいえキャンプから、過去の栄光はキッパリ忘れて降格候補チームだと開き直って、選手もサポも一試合一試合を全力で戦っていかないといけないと思います。とりあえず贅沢は言いません、まずは目指せ残留!来年もジュビロ磐田を応援するぞ!

これからまだまだ選手の契約更改など胃の痛い日々は続きますが、来年もJ1だから!「俺たちJ1!」←帰りのバス、特に1号車で流行った新曲(GO WEST!の節で)!!今年一年、無我夢中で走ったジュビロサポ&IWATA EASTですがなんとか笑って終えることが出来ました。来年もたくさんの皆さんとジュビロを応援していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします!

EZ

12/10 ベガルタ仙台@ユアスタ


大宮に敗れついに現実のものとなってしまった入れ替え戦。勝てばJ1負ければJ2、夢と希望に胸を膨らませる上昇気流に乗ったJ2-3位と、守るものが多すぎる崖っぷちのJ1のビリ3位、過去4回の入れ替え戦はJ2の3勝1敗と残留を目指す磐田には厳しい戦いです。しかも!中3日の第1戦は(磐田から)600キロ離れたアウェー。平日。仙台。冬の夜…ついでにチケット争奪戦。誰が行けるんでしょうか…。

エッワタシ?アナタ?キミモ?もうここまできたら「行ける(可能)」行けないではな く「行く(意志)」のじゃー会社で土下座してでも午後にお腹壊して(で)もとにかく行くのじゃー!!! というわけで月曜日の昼はびゅう(JR旅行代理店)へかけ込み新幹線を5人分予約、夜はローソンロッピー前で待機、水曜午後はダッシュでいざ東京駅ぃ!!!!牛タンも食べず一路ユアスタへ。最寄り駅からも近く便利なところで思ったほど寒くもなくてラッキーでした。


試合開始1時間とすこし前、訳あってスタジアムの外周を歩いていた私たちの耳にいつもの「Top of the world」が響いてきました。丁度メインスタンドからホームゴール裏付近、ビジター自由席とは一番離れているあたりです。スタジアムへ入ろうとする人と警備員でごった替えする中をかき分けかき分けビジター席の入場口へゆくまでその声は、何処にいても、他のどんな音よりも大きく聞こえました。やるじゃん、ジュビサポ。この声は、きっと選手にも届いてる、届かない筈がない。アウェイゴール裏の端っこに用意されたビジター応援席は遠路駆けつけたサポーター、地元仙台・東北地方のジュビロサポーターで埋まり、試合前からハーフタイムの間も途絶えることなく声援を送り続けました。
肝腎な試合の内容は…現地で見た感想は「とにかくバタバタし過ぎ…」。ハーフタイムに監督が(選手をノせるためだとしても)「選手には今季一番の内容だと言った」というのを聞いて目が点になりました。 いつもと一緒じゃないか!ガツガツ突っ込んでくる相手を上手くいなせず、サイドを狙われボールを拾われファールとられまくってシュート撃たれて…でもあとでVTRを見たら、確かにゲームの主導権は握っていたんですね。なんだかもっと圧倒できると勝手に期待し過ぎていたのかもしれません。甘すぎます!んなことがデキルワケナイノデス入れ替え戦なんですから、そもそもそんなことできるくらいなら入れ替え戦に出ていたりしないのです…。

前半40分過ぎ、イヤな時間帯に先制されてしまいました。メチャメチャ盛り上がるマッキッキーなスタジアム。うーん…でも1点なら大丈夫、返せるでしょ!!!!というか返してくださいほんとうにお願いします(T_T)このままでは帰れません…。

入れ替え戦というのは本当に異様な雰囲気す。優勝争いで胃がキリキリするのと似ているようで全く違います。優勝争いではなんだかんだ言っても逃げ道があるんです、来年もいちおうチャンスはありますし。優勝出来なくても、現状よりマイナスになるものはあまり無いのです、優勝出来たときに得られるメリットが受けられない、という事以外に。でも入れ替え戦の、とくにJ1のチームは違います。逃げ場はありません。来年頑張ろうにもその舞台はもうJ1ではない。天皇杯は3回戦から。ACL出場権だのCWC挑戦だの4度目の制覇だのハワイでパンパシだの、そんなものには全く無縁、ただただ最高の結果は「再来年にJ1復帰できる」ことのみ。そのまえに降格がチーム崩壊を意味するのかもしれません。有望な選手は引き抜かれスポンサーが手を引き新人の粒は小さくなり年間51試合のドサマワリ。まさに勝てば天国(と言うほどかどうかはともかく)負ければ間違いなく地獄が待っています。この、後が無い感覚は本当に未知のものでした。

しかし後半開始間もなく、今回の入れ替え戦松浦オン・ステージが幕を上げます。ゴール前、シュートが打てなかった前田&ジウシーニョからのボールを受けてズドンとミドルの一発!このタイミングであそこから撃つか!!!サイコー!!

これで一気に磐田は勢いを取り戻しました。このまま攻めてればもう一点は入りそう、入らなくてもアウェーゴール取ったから最低限の結果は出してる!←ココがダメですね、そんな雰囲気のまま結局1-1のドローで試合は終わりました。最悪では無いけど所詮は最低限の結果です。振り返って考えてみれば、全然、戦力の差を見せつけるとかそんなこととはほど遠い内容結果です。ホームで多少有利とはいえ、0-0なんて狙ったって今の磐田にそんなことは絶対無理です。鹿島戦や大宮戦のように終盤にぽろっと失点して…おおいにありそうです…。そうしたら今度こそ本当に終わりなんですけど…。


とりあえず負けなくて良かった、アウェーゴール1点取れて良かった、ホームで勝てばOK、ちょっと微妙だけどほんの少しだけホッとした最終新幹線組(増殖して地下鉄に8人)は選手挨拶のお出迎えもそこそこにスタジアムを後にしました。

泣いても笑ってもあと1試合。勝て勝て勝て勝てホームだぞ!!!

EZ

2008年12月12日金曜日

12/6 大宮アルディージャ@ヤマハ


2008年シーズン最終節。

「勝てばいい」

過信とかではなく、前節から1週間、この言葉を自分自身に言い聞かせるように、おまじないの呪文のように、皆さん言い続けたのではないでしょうか?勝てば自力で残留を決められる。そのために出来ることは、スタジアムに行って声を出すこと。IWATA EASTはこの日も3台のバスでヤマハスタジアムに乗り込みました。ひっさしぶりに満員のヤマハスタジアム(目的が違う人もいたかもしれませんが)青空の下、響くTOP OF THE WORLD。ここはホームだから大丈夫、みんなついてるよ!と伝えるように、ゴール裏もバックスタンドもドリームシートもメインスタンドも、立って選手を迎えました。

「勝てばいい」

だけど、今のジュビロにとってはその仮定はとてつもなく重いものでした。たとえ、今までのジュビロサポーターからしたら考えられないくらいの大応援があって、ちゃんと選手の胸に届いていても…現実は残酷です。そもそも「勝てばいい」試合を逃してきた結果が、今居る位置なんですよね。打っても入らないシュート。なのに、たった1回のふとしたピンチで失点。一点が遠い、あと一歩が出せない勝負弱さ…今シーズンのジュビロを象徴する試合だったのではないでしょうか。村井選手が入り、健太郎選手がパワープレーに出たときには、他会場がヤバイんだと経過を調べなくても伝わってきて、ありえないくらい怖かったです。結果は千葉がFC東京相手に終盤に2点差を返して勝利し残留を決め、東京Vは川崎に負け自動降格が決定しました。

そしてジュビロはベガルタ仙台との入れ替え戦へ。最悪の事態は免れました。中山選手の言葉を借りれば、私たちには2試合チャンスが与えられたのです。勝てばよかった試合、だけど逃してしまった試合のことをグチグチ言ってても仕方が無い。大宮戦は想いが結果に結びつかなかったかもしれないけれど、次こそは応援が結果に繋がると、懲りずにバカみたいに信じて、あと2試合、とことん付き合いたいと思っています。


試合後のシーズン終了の挨拶の後には、名波選手の引退セレモニーが行われました。中山選手との熱い涙の抱擁には、私のような名波選手ファンだけじゃなく、すべてのジュビロサポーターが胸を熱くしたことと思います。二人が日々ボールを蹴りあい、愛して、作り上げ、今までたくさんの喜びや楽しさを私たちに届けてくれた、このジュビロ磐田を絶対にJ1に残したい。

さあ、ラスト2試合、最後まで全力で戦って笑って終わりましょう!


絶対残留!!

KP

2008年12月5日金曜日

11/29 鹿島アントラーズ@カシマ


バス予約OK、集合時間確認OK、チケットOK、ユニOK、冬支度OK、パスポートOK!準備OK!!鹿島戦です。冬です。装備は万全に。死んでもモツ煮と勝ち点はゲットするぞ!

この日はIWATA-EAST史上初めてのバス3台による催行(それでもキャンセル待ちが2桁、乗れなかった方ごめんなさい)となりました。高速湾岸線のディズニーリゾート渋滞にひっかかりながら磐田にもできるららぽーと@船橋の脇をかすめて一路鹿島の国へ。スタジアム周辺についたらあらあら大渋滞!鹿島はホーム最終戦でしかも「ゆうしょう」とかいう楽しげなものが懸かっているそうで…。

さて鹿島スタジアムはグルメが充実していることで有名です。思いがけず知人が超人気名物「ハム焼き」を確保してくれており(この為にバックスタンドのチケットを買ったそうな)思いっきり堪能してしまいました。

ハムと言っても薄切りじゃないんですよー、豚のスモークブロックの炭火焼、といった風情で食べごたえ充分、冷めても激旨!


バス到着前の選手挨拶時には、先日のダービーで使った「肩組みゲーフラ」をプログレッソがスタンドに出してくれたそうです。そして試合開始前のアイーダの時にも再度有志で掲げました!清水戦の再現いくぞ〜!幸いなことに気温もあまり下がらず、試合内容も思ったほどは寒くなく、鹿島がいっぱいシュートを外してくれたお陰で0-0のままロスタイムへ。勝ち点1を取れれば自動降格は無くなる!耐えろ!耐えろ!耐えるんだ〜!!しかしゴール前ではファールを取られまくり、フリーキック蹴られまくりです…。頼むたのみます、あと4分、3分、2分!あと1分!30秒!10秒!よしもうしゅうr →
ぴー(審判の笛)んー試合終了の笛じゃないなこれは…。

【鹿島のだれかのFK】てくてくてく すこーん 
【ロスタイムの天敵I選手】ぱこーん
【能活選手の背後】ぱさーーー 
【鹿島サポ】うわーあああーーーー!!!!!!!
【ジュビサポ】ぽかーーーーーーーーーん…


またですか、またですか、この期に及んでまたですか…。でももう今期3回くらいアウェイでやらかしてるので今更驚きません、むしろ2008磐田の仕様ですね。次です、次の大宮戦が勝負です!残留争いボトムスリーが揃って負けたので順位は変わりません、次節勝てば自力残留決定です!勝てばいいんです!満員のヤマハで勝てばいいだけのことです!

勝たない?、勝ちます、勝つ、勝つとき、勝てば、勝て。(五段活用)

EZ

2008年12月4日木曜日

11/23 柏レイソル@ヤマハ



泣いても笑ってもあと3節!

前節、ダービーを制した後、中断期間を挟んで迎えた柏戦。順位は15位。入れ替え戦圏外ではあるものの、16位の東京Vとは勝ち点で並んでるもんだから、油断も隙もありません。えぇ、 これっぽっちもありませんよ。対戦カードとしても絶対に落とせないこの試合!さぁ、肩組ンデ共 ニ進モウ!!

と意気込んで82人の参加者を乗せて2台のバスは磐田に向かって出発した…のだが、行楽シーズンの連休の中日を舐めちゃいかんかった。寝ても覚めても「まだ神奈川?」の東名大渋滞。なんとかヤマハスタジアムに着いたのがキックオフの大体30分前。駐車場に着くなりスタジアムから大声援が聞こえてきて、条件反射的にバモりながら急いでゲートへ向かったのでした。

この日はスポンサー何とかデーとやらで、人の入りも大盛況。おかげで、プレミアムカード(松浦選手)は配布終了、マッチデープログラム(こちらも松浦選手表紙)も完売ってどーゆーこと?…なんて細かいことにこだわっている間もなくスタンドのトップ・オブ・ザワールドに迎えられて選手入場、そしてキックオフです。


前半は両チーム共に落ち着かない展開の中、ジウシーニョ選手のゴールで先制!柏の攻撃に対しては、前節と同じDF陣が集中して対応し、無失点で前半終了。

後半早い時間帯に、駒野選手の技ありグラウンダーCKを相手GKが弾いたところにロドリゴ選手が詰めて2点目!ロドリゴ選手ジュビロ初ゴールに盛り上が…ったのも束の間、直後、相手FKであっさり1点返されてしまいます。この1点目の取られ方が悪かった。この後は柏の早い攻撃にアタフタするばかりで2点目、そして3点目とあっけなく逆転…。このときはさすがに頭が真っ白になりました。こんなにあっけないものなのかと…。でも、スタンドのどこかで誰かが叫んだ「まだ終わってねーぞ!」という声に目が覚めました。そしてもう一度ピッチを見れば、誰も肩を落としてなんかいなくて、みんな前を向いている。そうだ、まだ終わってないんだ。ここまで来て、声を出さないで何しに来たんだ!?と再び声を出し始めることができました。そして迎えたロスタイム、駒野選手のCKに途中出場のカレン選手が飛び込んでゴール!!同点に追いつき、残り時間はピンチは集中して防ぎ、何度か攻め込みもしたけれど、結局タイムアップ。

2点差ひっくり返されて勝ち点2落としたか、最後の最後で勝ち点1を拾ったか…後ろ向きなことを言っていても仕方ないので、勝ち点1を拾ったと、無理やりにでも考えようと思います。


逆転されてもへこまなくなったし、ロスタイムにゴールが奪えたなんて…このチームは今まさに成長してるんだと思いたい。幸い、ほかの残留争いをしているチームも引き分けで順位は変わらず。だから大丈夫、このチームはまだなんか持ってる!残り2試合、ここまで獅子奮迅だった茶野さんが出られなくても、次節はいい思い出を探すのが難しいカシマ国だったとしても、絶対大丈夫!なんかある!そう若干、いや、かなり強引に思い込みながらの帰り道。やっぱり行楽シーズンの連休の中日を舐めちゃいかんかった…。往路を軽く凌ぐ大渋滞で、デーゲームなのにまさかの終電逃し者続出(夜明かしの部参加の皆様、お疲れ様でした)トロトロとしか進まないバスの車内には、不安や願望…82人分の行き場の無い思いが漂っているようでした。

でも、みんなの願いはただひとつ。

絶対残留!

KP

2008年11月23日日曜日

肩組ンデ共ニ進モウ最後マデ


このスローガンが登場したのは9/20のマリノス戦@エコパだった。突然始まったこのプロジェクトには一瞬戸惑ったものの、勝つためにはみんながひとつにならなくていけないという誰しもが思っていた気持ちを、肩組みという言葉と行動で代弁してくれていた。もちろんネガティブな反応も多く耳にしたけれど、いつもと同じ事でまずはやってから文句言えと思った。

その頃、知り合いのサポーターの方から、肩組のバッジを作りたいとの事でカンパを募っているそうですが、ご協力頂きませんか?との連絡を頂いた。チカラになれるならとIWATA EASTのスタッフ数名がすぐに協力したいと表明。その方を通してバッジ製作のカンパを届けてもらった。その後完成したバッジは選手・スタッフにも行き渡り、ひとつの大きな輪へのステップとなっていった。

9/28の新潟戦、ヤマハスタジアムでの新潟戦の試合前に前出のサポーターの方から携帯に連絡が入った。スタッフ数名で呼ばれたところに行ってみると、肩組プロジェクトを進めている方に紹介していただいた。バッジ製作カンパの御礼と共に、その方の口からでた話に驚愕した。「11/8にエコパで開催される清水とのダービーで、肩組ンデ…の13文字を13枚の大きなゲーフラ(ゲートフラッグ。左右に棒を入れて掲げる旗。)にして掲出する計画があるのですが、IWATA EASTのみなさんで作っていただけませんか?」詳しく聞けば、180cm四方の布を13枚用意して、文字を描き入れ制作するとの事。果たして俺達にそんな事ができるのだろうか?と半信半疑だった。大変なのは間違いない。バスツアーの運営だけでも正直手一杯の昨今、やっぱりできませんでした〜すみませ〜んじゃ済まされない話だ。それでも嬉しい依頼だった。こんなチーム状況にある時に、いま俺達の目の前にできる事がある。そして春にスタートして少しずつその輪を広げてきたIWATA EASTも、温いツアーだなんだ言われてきたものの、ここまで認知されるまでになった事が単純に嬉しかった。これはもう断る事なんてできやしない、やってやろうじゃねぇか!(ってなっちゃうところがオヤジ世代なんだけど・笑)と引き受けた。スタッフ内でも不安視する声もあったけど、もうやるって言っちゃったもんね〜(笑)帰りのバスの車内でも、この企画が参加者に報告され、バスツアー運営で上がったプール金の一部をこのゲーフラ制作に使わせて頂く旨を説明した。また、ある意味最も大変な作業である13枚の巨大な布にミシンをかける行程をふたつ返事で引き受けてくれる方もみつかった。それぞれがチームへの想いを、作業を通して伝えたい気持ちで一杯だった。

10月に入り、制作は動き始めた。先ずは布の準備。どこが安いとかいう知識もなく、とにかくでかい布が必要だったので、東急ハンズに直行した。店員さんに何をしたいのか説明すると、190cm幅の晒があるとの事。それなら真ん中で縫い合わせる手間もなく、2mの幅に切ってもらい、10cmずつ棒が入る部分を折り返せば190x180cmのゲーフラになる!さっそく2mでカットしたものを13枚、計26m分くださいと注文。ところが10m分しか在庫がないと冷たい返答。ならば取り寄せてくれと発注して、薦められた黒い絵の具や筆と共に、5枚分の布を手に帰宅。第一陣の5枚の布は、10/5札幌戦のバスに積み込まれ、ミシン担当の方にお持ち帰り頂いた。

次なる問題はいかにして文字を大きくするかだった。字体原稿としては肩組A4チラシしかない。最初は簡単に拡大コピーを重ねて貼りあわせればなんとかなるべ〜と軽く考えていたのだが、計算したら最終的にA4の用紙が500枚くらい必要になり、あまりにも地球に優しくない。そこでA4サイズに一文字ずつトレースしたものを8x8の64マスの上にのせ、小学校の自由研究以来久々に買って来た模造紙4枚を使った20cmの正方形8x8マスの下敷きを作成して、そこに布を載せて、これまた小学校の家庭科以来久々に買ってきたチャコペン(はい、サックスブルーのやつです)を使って拡大していく方法を取る事にした。数日後、残り8枚分の布も入荷し、ミシン担当の方に渡しながら、すでに縫い終わった分を頂いてきた。ここで問題発生!ハンズでハサミでサクッと裁断してもらったら、切断線がえぐれていて、幅が足りないものがあるとの事。しかしミシン姐さんは機転を利かせて、別の布を足して仕上げてくれた。縫い上がった布を我が家で広げてチャコペンでの下書き開始…デカっ!うさぎ小屋の我が家では居間の幅いっぱいいっぱいだった。


いよいよ塗料を使ってのペイント。第一弾は10/19日曜日に決定。都内の我が家の駐車スペースを使っての作業。なんせ日差しがある時間帯に次々乾かしながら進めなくてはいけない作業なので、昼前に集合だ。しかし、前日は万博でのガンバ戦があって、ペイントに参加した仲間はほとんどが昨夜は遅くに大阪から戻ってきたために眠い眠い。それでも先ずは漢字からペイントスタート。開始早々案外塗料が必要な事が判明して、慌てて近所の文房具屋に行ったのだが、布用の塗料の在庫が少なく、その足で地下鉄で一駅の渋谷まで買いに行った。気づいたら渋谷の街を塗料で汚れても良いジャージにトレーナー姿で、なおかつサンダル履きという格好でペタペタ歩いている自分の姿に愕然とした。特筆すべきなのはこの作業に進んで参加してくれたひとりのサポーター仲間。彼女は1月に出産をひかえて、そのためにこの春から試合に応援しにいく事ができなくなってしまっていた。このプロジェクトの話をしたら、スタジアムに行って声を出して応援する事はできないけれど、この作業を手伝う事で選手にチカラを与えられるならぜひ参加させて欲しいと、大きいお腹で黙々と筆を動かしてくれていた。住宅地の真ん中の家で大の大人が数人でペイントしており、干してある布には「共」だの「進」だの見るからに怪しい黒く太い文字が。興味津々に眺めている子供の手を強く引いて足早に去っていくお母さんは、いったい何を思ったのであろう…。幸いな事にご近所の方々は、ここにジュビロサポーターのバカ夫婦が住んでいることを百も承知で、「あら!サッカーの応援の旗作っているのね〜」と温かく見守ってくれていた。7枚塗り終わったところで日没終了。

第2次ペイントは10/26日曜日。はい今度は豊田スタジアム日帰りバスツアーの翌日で、再び眠い(笑)。前回、乾かしている間に昼飯を食いに行き、自然とビール飲んでしまったらその後の線がまっすぐじゃなくなったという点を猛省して、この日は作業終了まで禁酒令が敷かれた。2度目の作業であり、尚且つ残りはカタカナなのでスピーディに進んだ。継ぎ足しをしてもらう1枚を残して完成して、晩飯がてら打ち上げ祝宴。


残った1枚をミシン姐さんから頂き、休みの日に最後に残った「ニ」を夫婦で塗り終わりすべて完成!やればできるものなんだなぁと改めて思った。新潟戦、札幌戦と連勝したときは良かったのだが、ガンバ戦、名古屋戦と結果を伴わなかった時は、肩組活動自体にも疑問や不満の声があがってきた。でもがんばって活動している人たちを見ていると、まずはやろうぜ!と思った。そしてこうして一端を担う活動をさせてもらい、「肩組ンデ…」というのはスタジアムで肩組むだけの事ではないんだなぁと痛感。こうやって仲間とチカラを合わせてゲーフラ作るのも、ひとりでも多くのサポーターをスタジアムへ送り込もうとバスツアーの企画・運営をする事も、肩組ンデ=ひとつになるって事だったんだなぁと、その本当の意味がわかった次第だ。考え方は人それぞれで、反感買う事もあるだろうけど、俺は大きな意味でも肩組ンデやっていく。多分参加した全員が同じ想いだったはずだし、実際制作には参加しなかったがありがたい事に制作費をカンパしてくれたツアー参加者もいて、涙が出そうだった。

完成した13枚のゲーフラは10/2の天皇杯vs栃木SC戦へ向かうバスに積みこまれた。そのうち1枚は磐田の方に渡され、これに合う棒を26本用意して頂くことになった。残り12枚はダービー当日に、万一渋滞などでバスが遅れると計画自体がオジャンになってしまうので、東京から始発電車でエコパに乗り込むサブコールリーダー君に託された。俺達の手を離れた事で、ひとつの大きな達成感があったが、達成感は清水に勝ってからだと気持ちを封印した。

そして迎えたダービー当日。我々の2台のバスは順調にエコパを目指した。途中、サブコールリーダー君から連絡が入り、せっかく26人の人手がゲーフラを掲げるのに必要なんだから、ゲーフラ制作に携わった人たちにその役の半数を引き受けて欲しいとの事。こんな光栄な話はない。ただスタッフだけでは人数が足りない。そこでバスツアー参加者の中で気持ちが熱そうな人を数人選んでお願いしてみたところ、みんな即答でOKしてくれた。

この後は清水戦のブログ記事を見ていただければ。重複しちゃうもんね。


ビジョンに映るゲーフラを見て、色んな想いが脳裏に浮かんだ。でもそれは勝ってから、残留決まってからにしよう。ただひとつ言いたいのは、このプロジェクトに参加させてもらった事をすごく誇りに思うという事。そしてこれは色んな形で関わったみんなのチカラだっていう事。この誇りを胸に「肩組ンデ共ニ進モウ最後マデ」!

Ken2

2008年11月19日水曜日

11/8 清水エスパルス@エコパ


今年4度目の静岡ダービーがやってきました。いつの間にか相性の悪いカードになってしまっている清水戦...リーグ戦の勝ち試合 DVDを探そうとしたら一昨年2006年まで遡ってしまいました...それも内容がかなり微妙だったし、その前勝ったのも2003年だし。こんな追い詰められた時にはあまり当たりたくない相手です。

むこうはナビ杯決勝で負けてリベンジに燃えてるんだろうなぁとかこっちは主力DF2人が欠場で、今や最後の砦状態な茶野さんがリベロは数年振りとか言ってるし秀人さんは全盛期にはちょっと遠そうだし岡田隆くんは本職ボランチじゃないか?リーグ戦初先発だしねぇ...うーんなんかブッちぎられそう原なんとかにまた、とか勝てるイメージが沸かないとかダメですダメですこんな弱気じゃ絶対ダメぇッ!!だって、またまたIWATA-EAST最多動員記録更新の86人のサポが、有志で作った「肩組ンデ共ニ進モウ最後マデ。」フラッグ持って乗り込んでるんですから。バスの仲間は傷を舐め合うためではなく喜びを分かち合うためにいるんです!(キッパリ)

小雨がぱらつくエコパスタジアムに到着すると、ゴール裏は結構いっぱいになっていました。そしてキックオフ1時間半前、選手の挨拶時には恒例の「top of the world」大合唱がありました。バックスタンドから慌てて駆けつけたので、中心からだいぶ外れたところで参加したのですが...スタジアムでこんなに感動したのは初めてです。これが「魂の声」というものなんだ、と思いました。ゴール裏から聞こえてくる歌声は、あんなに沢山人がいるはずなのに、皆の心がぴったり重なって完全にひとつに聞こえました。1本の太い矢のように、ピッチを越えオレンジに染まったアウェイのスタンドも法多山も越えてどこまでも響いていました。

誰がどこで何の歌を何のために歌っているのか、何も知らなくても あの歌声は心に響くものだったと思います。磐田が残留争いをして いるからとか今日はダービーだからとかもう後がなくて必死だからとかそういう即物的なものではない、何かを越えたもの(魂? 無償の愛?)がこもっていました。

きっと、あの惨敗の味の素スタジアムで、追い詰められた札幌戦のヤマハスタジアムでも選手はこの歌声を聞いたんだろうなと思いました。これを聞いて感動しないヤツは人間じゃない!この声に応えなきゃいけない、そう思えない選手なんているはずがない。

歌声の中にいられなかったことよりも、たぶん一生にそう何度も聞けないものを聞けてがよかった、と泣きそうになりながらバックスタンドへ戻りました。

でも戻ったらもうすぐフラッグの準備の時間!


IWATA-EAST有志が作った13枚をゴール裏に掲げます。選手入場のtop of the worldとアイーダの間じゅう、みなさんの水色の「12」とともにゴール裏であげました。
大宮が勝ってしまったので、この試合は負けたら終わりの、本当のサバイバル戦となりました。相変わらず美しくも楽しくも無いサッカーですが、今ジュビロに必要なのは闘志!諦めない気持ち!この日も見せてくれました。即席スリーバックは「頼もしいリベロ(ライン高!)茶野さん」「全盛期みたいな秀人」「ガツガツな隆くん」で無失点!久しぶりのリーグ戦ダービー勝利ぃ!!!!!残留争いにも残ったぁぁぁぁ!!前田が吠えたー!!!!西復活ぅぅぅぅ!!!


じつは苦節5年いや6年、エコパのゴール裏にいて初めて勝ちました。いままで引き分けすら無かったのに!エコパの駐車場バスの前では帰って来る人をハイタッチの長い列が迎えました!イエーイ♪イエーイ♪ひゃっほーう♪これで2週間心安らかに過ごせます!
でも中断空けには柏戦、中2日で天皇杯、また中2日で鹿島戦と正念場が続きます。 最後の大宮戦を笑顔で終われるように、あともう一踏ん張り、ふた踏ん張り、というかもう3連勝目指すのみですね!(エコパのゴール裏で初めて勝ったからたぶんきっと次は鹿スタで初勝利の予定)

EZ

2008年11月7日金曜日

11/2 栃木SC@ヤマハ


サポーターの朝は早い。

あ、J Blood Plus様。無断借用お許しください。

えぇ、なんせ午後1時キックオフですから、新宿出発7時でした。参加のみなさんも、夜が明ける前に家を出ての集結です。私なんか前夜は、以前このブログでもレポートがあった通り、8月の大分遠征の時に一緒に宴会した大分サポの方々の、ナビスコカップ優勝祝宴に乱入して飲みまくって来たので、もうグダグダ。そこまでしても天皇杯5回戦に行ってしまうサポーターって素敵!でも、ジュビロの選手が戦うのですもんね。なんやかんや言っても負けるのは嫌です。やはり精一杯応援しなくちゃ。 途中休憩の海老名SAでは駐車場で我々のバスの隣には「栃木SC応援ツアー」のバスが停まりびっくり!ヤマハスタジアムの駐車場に着いたら、7〜8台の栃木サポーターのバスが停まっていて、さらにびっくりでした。


天皇杯なので特にイベントもなく、なんとなく時間を持て余しているうちに選手のアップが始まりました。この日は怪我で離脱していた選手が待ちに待った復帰を果たし、メンバーリストに名を連ねていました。対戦相手はいわゆる「格下」のチームだ。そこはシッカリ、ガッツリ、気持ちよい勝利を見せて欲しいところです。 試合開始…。ど、どうした?動こうよ!なんだか、どうしたらいいのかわからなくなっている感じで、余裕を持って対峙しているという状況ではなかったです。イライラばかりが募っていきます。前半が終わる直前に、ようやく河村選手による先制点!私はホーム側ゴール裏にいたのですが、向こう側のゴールにボヨーンと入ったらいしくらいの感じにしか見えませんでしたが、後からバックスタンドで観戦していた仲間の話を聞いたら、あれは巧い得点だったとの事でした。先制点をあげ迎えたハーフタイムでしたが、フラストレーションは抜けず、気づいたらジャンボ肉まんにかぶりついていました。

後半も膠着状態が続きました。18分、ついに吉彰選手の復帰です!スタジアムがヨシアキ、オレッ!のコールで包まれました。そのすぐ後に栃木の選手が、ジュビロDFを難なく交わしてゴール。


ガックリです。しかしジュビロも攻勢に出ます。勢いが出てきました。カレン選手が何度も惜しいシュートを放ちます。そして交代の萬代選手がピッチサイドで、9の表示されたボードを持つ審判の横で待っているまさにその時、ゴンゴールです!サポーター大爆発で歓喜の渦に包まれました。そのまま中山選手は交代。数分後、今度は吉彰選手がきれいにゴール!再びドカーン!!モヤモヤも、肉まんの無駄な摂取カロリーも吹っ飛びました!(と願います・・・)そして試合終了。ヒーローインタビューを終えた中山選手はゴール裏前で久しぶりのゴンダンスです。いいもん見せてもらいました。リーグ戦を考えると現実逃避のようではありますが、気持ちよさを満喫しました。

みんな笑顔で駐車場に戻って来て、一路帰京です。今日は早く帰れるから、ゆっくりと祝勝会だな♪とウキウキしていたら、大!渋!滞!!結局2時間ほど帰着予定より遅れてしまいました。それでも何人かで祝勝会はやっちゃいましたがね(笑)

天皇杯5回戦は26日水曜日のナイトゲームです。延長、PK戦の可能性もあるので今回はバスを出せません。でも自力で行っちゃうも〜ん。行かれるみなさん、参戦できないみなさんの分まで応援しちゃいましょうね!

Ken2

2008年10月31日金曜日

10/25 名古屋グランパス@豊田


サッカーを見に名古屋までバスで行きませんかー?なんて無謀(?)な企画になんとIWATA EAST史上最多記録更新!の82人が集まった J1第30節名古屋戦。憧れの浜名湖SA(眺めがとうなぎがオススメ)に寄って屋根が直ったばかりの豊田スタジアムに乗り込みました。メイン&バックスタンドの最上段は目もくらむような高さと急な階段で、高所恐怖症じゃなくてもちょっと足が竦みます...。しかしオフサイドなんかはよく分かるだろうなぁ。

泣いても笑ってもあと5試合、名古屋が優勝争いをしていようが出場停止の主力が何人いようが、人様のことはもう関係ありません、サポーターも選手も、残留の為にできる精一杯のことをするしかない!試合前のゴール裏コンコースで、この日も肩組みフラッグにたくさんのサポーターがサインをしていました。スペースを見つけるのが大変なくらい、ビッシリ書き込まれています!毎試合、選手の控え室に貼られているそうです。


試合のほうは、前半の出だしはプレスもかかっていい感じでしたが、15分もするとずるずると名古屋ペースに。中盤のミスが多 く、ボールを持ってもゴール前へたどり着く前に奪われて守備守備守備。判断が一瞬ずつ、名古屋より、遅い。パスがつながらない、 カウンターも機能しない、それでもDF陣が最後まで集中を切らさず、神の降りた川口選手が体を張ってゴールを守り、なんとかドローに 持ち込みました。後半の後半には得点のチャンスもあったけれど、全体を通してみれば失点の危機のほうが明らかに多かった、そんな 試合でした。残留争いしてるな...。そんな雰囲気がひしひしと伝 わってきます。華麗とか美しいとか楽しいとか、そういうこととは全く縁のなさそうなサッカーなのに、選手の闘志とサポーターの応援は90分間尽きることはありませんでした。


今までこんなに、サポーターと選手の気持ちがひとつになって「一緒に戦っている」と感じられることはなかったと思うような試合が続いています。サポーターの声援が選手を支え、選手の気迫と前向きな姿勢がサポーターを勇気づける、苦しいけどサポーター冥利に尽きる残りの4試合を、悔いの無いようにしたい、そう思いながら帰路につきました。

天皇杯を挟んだ次のダービー清水戦には、絶対絶対ぜったい、勝って残留をたぐり寄せたいです!

Ken2

2008年10月22日水曜日

10/18 ガンバ大阪@万博


秋晴れに恵まれた大阪遠征は、なんとなくいつもと違っていた。普段なら空港のゲート前からサポ中間や顔見知りと出会い、スタジアム最寄り駅に着く頃には集団と化しているのにともかく会わないのだ。モノレール乗り継いで、やっと仲間に出会った時には軽く興奮した。スタジアムゲート前に着いたら、な〜んだみんな来てるじゃん!と。単に大阪はアクセス方法のバラエティに富んでいるって事なんだな。

今日ももちろん肩組んで選手の到着を迎えた。迎えた、という言葉は正しくないな。到着した選手たちに俺たちの気持ちを伝えたんだな。有志の方々が作ったサックスブルーの千羽鶴がオフト監督に渡された。ひとつひとつ、ひとつになっていっている、そんな感じがした。


選手入場前の前のウォームアップルームでスタンバイしているガンバ選手たちの様子がビジョンに映し出されていた時、その背景にはサポーターのメッセージ寄せ書きで溢れた「肩組ンデ…」幕が張り出されており、ジュビロサポーターには大うけ!

キックオフ。新潟戦、札幌戦と連勝で飾り、この勢いに乗りたい大切な試合。しかしこれらのチームとガンバでは大きく違うのか、ミスが目立っています。ボールを奪われる、奪い返しに行かない、追わずに待っている…。どうしたんだみんな?攻めて行こうよ!そんな中、数少ないチャンスを活かし松浦選手がJ初ゴール!アウェーゴール裏、湧きかえりました。しかしすぐに追いつかれ1-1で前半終了。


後半もハラハラドキドキ。カレン選手が投入され気持ちの入ったプレーで攻め続けますが得点には結びつかず。残り時間が少なくなって、あろう事か私の脳裏には「まぁ、今日の流れを見ていると勝ち点1でも御の字か。これでよしとしよう。」という、この時間帯に思ってはいけない事が浮かんでしまいました。その後のコーナーキックから失点。勝ち点がこぼれていってしまいました。反省しました。最後の笛が吹かれるまでは応援する側も気を緩めてはいけないという事を改めて痛感しました。この失態を肝に銘じて、最終節のゲーム終了の笛が鳴るまでは、テンション高めて維持していきます。

みなさん、肩組ンデ共ニ進モウ最後マデ!

そしてこの悔しさを更に大きなチカラに変えていこう!!

Ken2

2008年10月8日水曜日

10/5 コンサドーレ札幌@ヤマハ



サポーターを名乗る以上、サポートしなきゃいけません。サポーター主催のサポーターのためのIWATA EAST札幌戦バスツアーにも申込殺到!早々と2度目の増車が決まり、その後も続々と参加者が増え、なんと総勢71人の仲間で肩組んでヤマハスタジアムに乗り込みました。71人って凄い数ですよね!計算すると当日ヤマスタにいた人々の155人にひとりはバスツアー参加者なんですよ。特に今回は初めて参加の方が多かったのも特徴でした。そんなみんなで帰路は笑顔で帰りたい!という気持ちでいっぱいでした。


ヤマスタに着くとゴール裏通路では「肩組ンデ」幕に、サポーターが想いを込めて署名していました。この幕はベンチ後ろの選手出入口横に掲示されました。同じもう1枚の幕には選手・スタッフ・社員の方々の署名が入っており、ゴール裏のバックスタンド側の階段に掲揚されていました。名波選手の署名の下の「1+6」に話題集中。もちろん今日も肩を組んで歌って選手を迎えました。そして、選手入場時には、配布されたサックスブルーのボードがスタンドを染めました。

キックオフ。みんなよく動いています。特に左に入った山本康裕選手と松浦選手、そして犬塚選手の若さあふれる思い切ったプレーが、見ていてワクワクさせてくれます。こんな感覚は久々です。そんな流れの中から前田選手が先制点を叩き込みました。狂喜乱舞です。でもまだまだ始まったばかりで安心できません。しかしこの日のジュビロは違っていました。30分過ぎにCKを前田選手がヘディングで得点。さらにその直後に再び前田選手がヘッドで得点!前半のうちにハットトリック達成です!もうスタジアム入り乱れての周りのサポーター同士でハイタッチです。

 

ハーフタイム、通路で会った仲間は「夢じゃないですよね・・・」と(笑)本当に慣れていない展開です。でも夢じゃありません。頬つねったら痛かったですもん。後半開始して7分、相手GKに倒されたジウシーニョ選手がPKを獲得。西京極でのPK失敗が脳裏を過ぎりましたが、ゴール裏は肩組んで固唾を呑んで見守る中、きっちり決めてくれて4点目!こうなったら無失点で得失点争いになった時のためにポイントを稼がなきゃ。ひやっとする場面もありましたが全般的に磐田が試合を支配していました。ただ残念なのが、こういう展開になると応援のチャントやコールが止まり、野次やブーイングという品のない、気持ちのこもっていない応援になってしまう事です。選手も集中して最後まで戦っているのです。応援止めてどうすんだ!?と憤慨しておりました。そんな中、このまま4-0で勝ちだなと思い始めた終了直前、犬塚選手が目の覚めるようなミドルシュートでゴールネットを揺らしてくれました!そして5-0で試合終了!最後の1点はボーナスみたいなもんだよねぇなどと話していたのですが、この1点が大きな意味を持つとはまだ誰も知りませんでした。選手とスタジアム全体が勝利の喜びを分かち合います。そしてもちろんMOMは我らが前田選手です!ゴール裏では「じゃあ大阪で!」という挨拶があちらこちらで交わされていました。駐車場に戻ると、みんな笑顔です。戻ってくる方々も全員笑顔でハイタッチです。なんて気持ちいいのでしょう!71の満面の笑みで溢れたバス2台、出発です!途中、名古屋とヴェルディの結果が気になっていましたが、ヴェルディが先制して「名古屋使えね〜っ!」と思っていたところ、富士川SAで休憩中に名古屋が同点に追いつき試合終了の情報が。これでヴェルディと勝ち点では並んだのですが、得失点1点差で磐田は15位に浮上!犬塚選手の追加点が値千金です。さらにボルテージが上がったまま東京を目指しました。

さ、勝って兜の緒を締めよの言葉通り、気を引き締めてアウェー2連戦を乗り越えて、さらに上をめざしましょう!

EZ

2008年10月4日土曜日

9/27 アルビレックス新潟@ヤマハ その2


崖っぷち…、というか既に崖からずり落ちかけているところで「ファイトイッパーツ!」(リポビタンD)のお兄さんの手を掴めるかどうか!?

な状況の新潟戦です。ジュビロ磐田の将来を決めてしまうかも知れない大事な大事な試合、最高で勝ち点3、最低でも勝ち点3、何がなんでも勝ち点3、が必要です。締切前に満席になったバスが、サポを満載して渋谷を出発しました。

試合前のジュビロプラッサ(Bゲート前広場)、客の入りはまあ普通、というところです。今日の地産地消カレーは「オモロ(豚足)カレー」。名波選手、西選手の超豪華サイン会整理券は、バス到着の13:30過ぎには終了していました。ヤマハマッチということでサイン会前には地元ミュージシャンのミニコンサートを開催していたのですが、、フォークソングをしんみり、とか、サイン会待ちの列がステージの真ん前と占拠、とかイベントは相変わらずビミョーな演出満載です。


でも、サポは違うぜ!今期のヤマハスタジアム最多動員となったこの日、ホーム側のバックスタンドが応援エリアになって、たくさんのフラッグと横断幕が掲げられました。ゴール裏と一体となって熱い応援が試合前から始まります。選手入場時にはトップオブザワールド(我らとともに勝利をつかめ俺たちの誇り磐田)とアイーダ(オーオーフォルツァジュ・ビ・ロ・フォルツァジュービローフォルツァジュービロオーレ・オー レ・オーレ!)の大合唱で迎えました。まったりとしたバックスタンド中央に居た私も立ち上がって、大声で独唱会よろしく歌い始めましたが、それにつられて一緒に歌って くれるサポーターが何人か居ました。サポにできるのは応援すること、選手を信じて諦めないこと、最後まで一緒に戦うこと、その思いを込めて、選手の背中を少しでも後押ししたい、そんなスタンドの思いは選手にも伝わったようでした。

相手に退場者が出たのに、試合内容はかなり厳しく綱渡りの勝利でしたが、球際の激しさやどんなに体勢が悪くともなんとかボールに触ろうと足を出すところ、無様でもカッコ悪くても(実際は全然カッコ悪くなんて無いのです)必死さを隠さずに戦う、今まで磐田が忘れていたものを、この日は見せてくれたと思います。華麗なパス回しもどき(苦笑)なんかよりずっと、サポーターを奮い立たせてくれるんだなあと実感しました。コールの選曲とかモニョモニョは置いておいて、、試合前から合わせて2時間に及ぶ熱い応援もようやく実を結び、、10試合ぶりの勝利!!!うれしいというかホッと半息、やっと残留争いのスタートラインに立てただけの未だ17位ですが、試合後の選手のコメントを聞いて、「サポーターって本当に選手と一緒に戦えるんだ」と思うとともに、これから残りの7試合全力でサポートしよう!と心に誓うのでした。

「サポーターの応援は、試合前も試合中も、充分伝わってくるしそれに応えなきゃと思うし、今日の試合はサポーターの力が結果的に自分たちを勝たせてくれたような気がする(加賀)」「サポーターの応援、苦しみは俺たちに預けてくれ、という横断幕に心を打たれた、このサポーターの為にも勝たなきゃいけないと思う(川口)」、こんなこと言われちゃ、応援しないわけに、いかないですよね!


とか言いつつワタシ、スミマセン、試合前後はちょっとがんばったけど、試合中はマッタリ見てました、、次節の札幌戦は、応援エリアで、ガンバリたいと、思います!、、たぶん、(最近なんかお疲れモードなんですよねぇ)。しかし新潟戦前230円のドリンク剤飲んでもちーっとも効かなかったのに、試合後は顔色も良く(爆)元気になりました。やはりジュビロの勝利は元気の源です。札幌戦の後はアウェーガンバ戦、名古屋戦と続きますが張り切って行きま〜すヨ!

その他の試合感想:
・我らが異大なる審判ジョージ=カシハラI世は相変わらずで黄紙赤紙まで飛び交う荒れた試合になってしまいました。両チームとも気合いが入り過ぎたのかプレーが少々荒かったのもありますけど…しかしぃ…うーっむ。
・リーグ戦初先発の松浦選手がスタンドをワクワクさせてくれました!とくに後半40分ごろ、絶対ラインを割ると思ったボールを脅威のスピードで追いかけて拾って打ったシュート、キーパーが辛うじて触って得点にはなりませんでしたが、ああいうプレー、いいなぁ。背は小さいけど体は意外に強いし、将来が本当に楽しみです。
・犬塚選手が最後まで走れてた。最近の練習は前より走ってるのかしらん。

EZ

9/27 アルビレックス新潟@ヤマハ その1


前節、FC東京戦を5-1というスコアで落とし、ますます厳しい状況で迎えたホーム新潟戦。こんなときですが、私は不思議と吹っ切れた気持ちで試合を向かえました。諦めるには早すぎる。ここまできたら、できることをやるだけ。スタジアムで声を出して、選手の力になりたい。絶対今日は勝たせるんだ。きっと皆さんも同じ気持ちだったと思います。FC東京戦以降もたくさんの方の申し込みがあり、締切前に定員となってしまいました。申し込みが間に合わなかった方ごめんなさい!スタジアムに着いてからもまた、ジュビロサポーターの気持ちをひしひしと感じました。たくさんの"同志"たちの気持ちが繋がります。試合前から声を出し、肩を組み、選手を迎えます。


選手達もこの日は気持ちの入ったプレーを見せてくれました。相変わらずセカンドボールは拾えないし、ゴールまでの形もなかなか出来ないけれど、前半から玉際激しく、今までのように気持ちの部分で萎えることがありませんでした。その分(審判の問題もありますが)イエローカードも乱発^^;この日、初スタメンでトップ下でプレーした松浦選手のフレッシュなパワーもチームに勢いを呼びます。前半22分、その松浦選手の縦へのボールにジウシーニョ選手が反応し、Pエリア内に切れ込み、切り替えしたところを倒されPKをゲット。京都戦でのPKシーンが一瞬頭をよぎりましたが、前田選手が落ち着いて決め、先制点。その後はピンチがありつつも、その度に跳ね返せていたので負ける気はしませんでしたが、そうは言っても追加点が欲しい。後半に入り、相手選手が一人退場となり、試合を優位に進めますが、どうしても追加点が奪えない。駒野選手のシュートがバーとポストに嫌われ、松浦選手のシュートもスレスレのところを右に逸れていく...1点がとても遠く感じました。試合終了間際、相手FKに嫌な風景がデジャヴしましたが、失点することなくタイムアップ。笛を聞いた瞬間、喜びよりも安堵感でその場に座り込んでしまいました。泣くのは早いとわかっていても、ほっとしてちょっとだけ涙が…。


2ヶ月ぶりの勝利に沸くスタンドに、選手達が自然と歩み寄ってくれるのが嬉しかったです。試合終了後も肩を組み、歌い続けるサポーター。試合後、MOMのジウシーニョ選手をはじめ、田中選手や加賀選手が「サポーターの声が力になった」と言ってくれました。川口選手も言ってる通り、いろんなベクトルが同じ方向を向いて、目に見えない力になっているのを感じます。

でもまだまだ苦しい状況には変わりありません。ここから。やっとここからですからね!次の試合が大切だよ!...と気を引き締めるつもりが、バスに戻ったらみんな笑顔笑顔で、この日くらいは浮かれててもいっか〜と思ってしまいました(笑)久々にハイタッチしてお出迎えさせていただきました。負けたときも「バスでよかった...」と思いますが、やっぱり勝ったときこそ「バスでよかった!」だなと実感しました。

これから残り7試合、一人でも多くの皆さんの身体とココロをスタジアムに運べればと思います。肩を組んで、最後まで一緒に応援しましょう!!

KP

2008年9月27日土曜日

9/23 FC東京@味スタ




5-1。


完敗でした。


それでも、この場所にいて見えた事、わかった事、思いを新たにした事、たくさんあります。


今はもうやるっきゃない!ひとつになるしかない!



俺は進みます。


Ken2

2008年9月25日木曜日

9/20 横浜Fマリノス@エコパ



4月にこのIWATA EASTをスタートした時に、いつかバス2台で乗り込んでみたいね〜とスタッフで妄想的に語っていたのですが、こんなに早く実現するとは思ってもいませんでした。新監督が決まった頃から申し込みが増え始め、京都戦敗戦の後には一気に定員に達して、申し込みを一時停止したほどです。それでも問い合わせがたくさん寄せられ、そのメールからもぜひ参加して応援に駆けつけたいという熱い想いがバシバシ伝わってきました。ここでごめんなさいじゃサポーターバスツアーじゃない。それくらいならやめちまえ!とスタッフ一同燃えました。今回は幸い追加するバスも押さえられ、駐車場の確保などバタバタ準備をしましたが、なんとか増車にこぎつけました。



そうしたら今度は台風…。当日まで心配でしたが、こちらも幸い支障なく出発できました。バスが2台並ぶ姿には正直目頭が熱くなったほどです。

到着したエコパは「暑さ寒さも彼岸まで」を覆すかのような酷暑。試合前から汗だくで、顔はヒリヒリでした。選手到着挨拶の際、ゴール裏ではみんなで肩を組んでひとつになって選手を迎えようと、多くのサポーターが左右の人と肩を組んで、歌って迎えました。こういうサポーターがひとりでも増えていけば、もっともっとパワーを送る事ができるのにと思います。



裏天王山とさえ言われてしまったFマリノス戦。もう絶対に負けるわけにはいきません。選手も緊張なのか、気負いなのか、妙に固くなっている感じを受けました。守備陣は引いて守り、前線は前で孤立しており、真ん中がぽっかり空いた状態でした。ですからDFが押し返しても、中盤でまた奪われ攻め込まれるの繰り返しです。そしてシュートまでさえもたどり着きません。前半はロスタイムがないどころか、時計の数字が44:59で長いホイッスルが響き終了しビックリしました。後半開始早々、セットプレーから失点。でもまだまだ時間はある。サポーターも勝つしかないという気持ちで更にひとつになって、応援もヒートアップしていきます。正直、ここ数ヶ月でもっともチカラの入った応援です。それに応えるように選手も攻めます。でもゴールネットを揺らす事ができません。中山隊長、上田選手も投入されて、なおも攻めます。ゴール前で3回入った!と思わせるような混戦もあったものの得点には結びつきませんでした。0-1で試合終了です。身体中のチカラが抜けていきましたが、90分を共に戦った仲間をジュビロ磐田コールで迎えました。突如部外者になっちゃう人はここでブーイングや罵声に走るのでしょうが、俺としてはここは中2日での次の戦いに向けて気持ちを切り替え、上を目指して進んでいって欲しかったので、嗄れている声をさらに振り絞り、最後のひとりが見えなくなるまでコールを続けました。それしかできないし、そのためにスタジアムにいるのですからね。

足取りも重くバスに戻り、どんよりとした空気のまま東名高速を東へと帰京し、渋谷・新宿で「では味スタで!」「必ず勝ちましょう!」とお互いを鼓舞しつつ家路につきました。
KP

2008年9月24日水曜日

ファン感



鳴くよ鶯平安京には目もくれず、前夜の試合と酒にどんよりしつつ向かいましたエコパ。半世紀近く生きてきて初のファン感参加です。入口でサポクラ会員証を見せるとゴムでできたキャプテンマークをもらえます。割と健康的な私には腕がうっ血しそうなきつさなのですが、これを巻いていると会員限定エリアに入れるんだとか。つぎに昭和のバラエティ番組なら生きた鰻が入っているほどデカい箱に手を突っ込んで抽選。出てきた紙には「記者会見体験」と…。いいんですかこんな日に私にマイク持たせて…。続いて引いたかみさんの手に握られた紙には「ドッヂボール」と。なんだか蒸し暑さのせいかクラクラしてきました(笑)クロークにフラッグだの京都土産などを預けメインスタンドへ。先ずは何をおいてもビールと新発売のかき揚げ丼!(そこっ?)後乗せかき揚げはシャクシャクして旨かったですよ。
 
腹も落ち着いたのでエコパ探検に出発。ロッカールームには前夜の試合の作戦説明模造紙が貼られていたのですが、作戦内容よりも模造紙に自由研究の郷愁を感じてしまったO-40でした。風呂場やマッサージルーム、室内のアップエリアなども覗けました。それからピッチ際に出てベンチに座ってみたり、ピッチから客席はこう見えるのか体験です。よく選手に「俺たちも暑いんだぞ〜!走れ〜!」などと口走っていますが、まぁグラウンドレベルの暑いことといったら!ちょっと選手にごめんなさいねと思ってしまいました。



スタンドに戻って待っていると、2時に選手登場。社長の挨拶に続き、これが目当ての人もいる中山隊長の挨拶。「元気だしていこうよ…こんにちはっ!」と(笑)もうこれでいろんなモヤモヤが吹っ飛んでしまいましたよ、ハイ。こんな時にファン感だなんてなどとブチブチ考えていましたが、ともかく来ちゃったし始まったし、もうこの祭りを楽しんじゃえと能天気に徹することにしました。そのあとはあちこちでイベントやアトラクションがスタートで、それぞれグランドへ降りて思い思いの場所へ向かいます。

トークショーがあったり、選手も参加するアトラクションを眺めたりと案外楽しいじゃん♪とどんどん丸め込まれていってます。そうこうするうちにかみさんの参加するドッヂボールの時間になりました。ピッチ内で行われるのですが、これがまぁおいしいおいしい!かみさんがライン越えてしまったら、いきなりチームメートの名波・河村両選手につっこまれるし、外野に出て名波選手の横になり、ふわぁっとしたボール投げてしまったら「え〜っ!?そこ〜っ!?」と名波選手に怒られるしと、短い時間ながら貴重な体験でした。

その後は私の記者会見体験。あの監督インタビューなんかやるプレスルームに当選した50人ほどが入って擬似記者会見をするのですよ。私の回は前田選手、加賀選手、吉彰選手の3名。ここは空気読んで子供たちに質問させてあげようと思ったら、いきなりおじさんが質問w。「苦しい時の心の支えはなんですか?」と。前田選手「そうですね。家族ですね。」加賀選手「僕もやはり家族ですね。」吉彰選手「じゃあ僕も家族で。」って圭輔兄ちゃんが!?(笑)女の子が「今のユニフォームは好きですか?」っていう質問したら、前田選手が「君は好き?」と優しい声で問い返しました。女の子「あまり好きじゃありません。」と…えぇ微妙な空気が流れました。あと「後ろの方から怒鳴られたりしますが、ぐさっとくることはありますか?」との問いに、吉彰選手は「僕は監督に怒鳴られることが多いですけど、あまり気にしないです。」と。加賀選手は「僕はおもにヨシカツさんに怒鳴られてまくってますが、その場では修正するけどいちいち気にはしてないです。」みたいな答えでした。吉彰選手は「長い間心配おかけしましたが、医者との相談で、10月20日ころには復帰できそうです。」と明るいメッセージを語ってくれました。約15分の体験でした。



ピッチに戻ると、みんなスタンドに戻るところで、全員着席したところで選手個々にメッセージを述べ、選手もスタンドの階段に並び全体記念撮影で終了。ゲートに並んだ選手たちとハイタッチしながら退場なのですが、私の並んだ方には秀人選手、能活選手を筆頭によく覚えていないのですがかなり興奮の面々が並んでいました。かなり満足していたら、おっ!監督だ!オフト監督とハイタッチしてこれで終わりと思ったら、え?通訳さん?はぁ?ジュビロガール?なんだか尻つぼみで終わった感があります。おなじみの手際の悪さも目立ちましたが、チーム、スタッフ一丸となってファンを楽しませてくれている姿にとても好感がもてました。あとは試合で楽しませてくださいね。

Ken2

2008年9月22日月曜日

9/13 京都サンガ@西京極



前節から約2週間。中断期間の間に内山監督が解任になりました。そして後任として発表されたのはハンス・オフト監督。指揮を執っていた時代を知らない私でも、磐田サッカーの礎を築いた人だという認識は十分すぎるくらいにあります。その帰ってきたオフト監督の初陣となるのが今節京都戦。監督就任発表時点で"来日未定"となってたもので、果たしてこの試合に間に合うのか?と心配されましたが、なんとか間に合いました。まあ、来日して数日ということで、事実上は柳下コーチが指揮を執るということらしいですが。

そんなわけで、行っちゃいました京都どすえ。京都遠征を決めた時点では、応援してついでに京都観光〜とか、かなり邪なプランを立てていたのはここだけの話で、実際はオフト初陣を見てみたいという気持ちも無きにしも非ずですが、それよりもなによりも、ともかく応援しないと!!



午後7時キックオフ。なんとこの日は名波選手がスタメン。ベンチには松浦選手と岡田選手が入るなど、さっそく顔ぶれも変わり、その変化に不安と期待を同時に覚えました。そんなこんなで「どーなるかなぁー」と様子を見たい試合早々、QBKでおなじみの柳沢選手のゴールで失点。一瞬、何がどーしてどーなったのか理解できず、絵に描いたように"ぽかーん"という顔をしてしまいましたよ。何?なんでそんなスコーンと来られちゃうわけ?そうこうしているうちに、スタメン発表時に感じた不安の方が的中してしまいます。名波選手負傷交代。代わって康太選手が入りましたが、結局ずるずるのまま前半終了。寄せないし打たないし…この人たち、本当に危機感と言うものを感じてやってるのだろうか?後半10分過ぎ、村井選手が気持ちの入ったドリブルでペナルティエリア内に進入したところでファールを受け、PKゲット!これをジウシーニョ選手が蹴りますが…祈りに静まるアウェーゴール裏の願いも届かず、ボールはゴールの右に逸れていったのでした。試合後、名波選手が言ってますが、今のチーム状況を象徴しているというか…なんか目に見えない悪循環にずっぽりと嵌ってしまってる感じがなんとも…苦しいですね。その後もパスは回しても前田選手ジウシーニョ選手が外でボール受けちゃってるから中に誰もいないとか、ゴール前まで持ってきても無駄にパス出しちゃうとかそんなんばっかりで、そんなことを繰り返してたらセットプレーから選手紹介のモニターの顔が怖すぎるシジクレイ選手のヘッドでまた失点。結局0-2の敗戦。



結局何も変わって無いじゃないかと、さすがに不満爆発のゴール裏。誰かが何か野次ったのか、試合後挨拶に来た選手の一部と一触即発状態に。一瞬緊張が走りましたが、一番に気持ちをむき出しにした秀人選手と間に入った中山選手が…少し間を置いてもう一度サポーターに歩み寄りました。何を言っていたのか、私がいた場所からは聞き取れなかったのですが、少なくともネガティブなだけの表情ではなかったし、「大丈夫だから」そんなようなことを言っているように見えました。だから最後は"ジュビロ磐田"コール。若い選手の中にはがっくりと肩を落として帰る選手もいました。下を向いている暇は無いのに…だけど、下を向かせないためのサポートは…こっちも今は出来ているとは言えないよなぁ…。

どうしたらいいんだろうとモヤモヤを抱えつつ西京極を後にし、夜の京の街に集まるバスのスタッフやら常連さんをはじめとする面々。こんなところまで来て、これが無いとやってらんないものー。というのは暴言ですのでお聞き流しいただければ幸いです。時間は待ってはくれないのに、この悪循環から抜け出せるのはほんといつになるのだろう…と途方にくれたりもするんですが、そんなときなのに増えてくれるバスツアーの申し込みに、途方にくれてる場合じゃない!いつになろうともやるしかないのよね!と大きな力をもらうのでした。

KP