何かが終わるとき、それは新しい何かが始まるときでもある、でもジュビロ磐田の場合は、せっかく新しい事が始まったと思っても、すぐに終了してしまう事ばかり。
いつ以来かすら忘れてしまいましたが現在ホーム公式戦6連勝中なのです、その原動力は上田康太や船谷圭祐それに山本康裕といったユース出身の選手達が力を発揮し始めたからです、少し遅い気はしますがようやく今までとは違う形での上昇が始まったのかなと、しかしそんな時にブレーキを自ら踏んでしまうのがジュビロ磐田の特長です。
ダービーも含めて連勝したのが嘘の様にガンバに完敗、ヤマハスタジアムでのナビスコカップと天皇杯で勝利した後の仙台での試合に負けなかったけどグダグダな試合、そして残留争いの直接的な相手である湘南と東京に連勝して京都戦、しかし結局は...そんな展開もこれからは無くしてさらに上昇を続けるべく京都に乗り込みました。
当たり前ですが試合前はアウェー側でジュビロの選手がアップするので意識していませんでしたが、西京極はピッチとの距離がありゴール裏の傾斜も緩いので、かなりサッカー観戦に不向きで、キックオフしてからは反対側でのプレーは何が起こっているのかわからず右サイドから攻めてる気がする微妙な展開から数秒後に誰かがゴールを決めました、前田かもという程度の認識しか出来なかったのですが、間違いなく俺達の前田の先制ゴールでした。
得点王争いではケネディが2得点を決めていたので、ハットトリックで逆転だとこの段階では甘い夢を見ていました、現実は甘くなく残り87分間は京都に攻められ続けました、甘い夢など存在せずハッキリ言えばつまらない試合でした、何故あれほど上昇ムードだったのに自らブレーキを踏む展開になったのか、それでも試合には勝ちました、今までなら勝てなかったどころかアッサリと負けていたチームが勝ちました。
少しずつではありますが確実に変化し成長しているジュビロ、これで残りのアウェー遠征も勝利を期待して乗り込めますね、いつだって勝利を信じて現地に駆け付けているので、まさか京都観光がメインだった人はいないでしょうし、広島や仙台も勝利のみを信じて遠征に臨めます。
次はナビスコカップ準決勝第1戦川崎フロンターレ戦です、みんなで国立での決勝を戦うためにチームはチケットを激安な価格設定にしています、もう行くしかない迷う必要もない、それでも行けない仲間達の魂はスタジアムに参戦する自分達が受け取ります、国立での決勝に観戦ではなく応援に行くために平日夜にヤマハスタジアムで戦ってきます。
Ryu