約1か月の中断期間を終えて、Jリーグ再開です。
中断期間の間、日本代表はW杯出場を決めました。
そして、同じくW杯出場を決めた韓国代表選手にて、ジュビロ磐田の救世主だったイ・グノ選手のパリ・サンジェルマンへの移籍が決まりました。
残念だけどこればっかりは仕方ありません。
ていうか、残った選手たちにはチャンスなんですから、前向いて頑張ってもらわないと!
というわけで、2台満席のバスは敵地鹿島国へと向かったのでありました。
大きな渋滞もなく関東平野を走りぬけ、無事国境も超え、ほぼ予定通りにカシマスタジアムに到着。
カシマスタジアムと言えば、試合前の時間はグルメグルメグルメ!
というわけで、名物モツ煮に、ホーム側売店に潜入した強者に買ってきていただいたハム串、キャベツ入りたこ焼きなどなど腹ごしらえ。
トマトが冷やしてあったり、珍しいところで、メロン半分300円などもあって、相変わらず充実しています。
さて、おなかも十分すぎるくらい満たされたところで、試合です。
相手は鹿島アントラーズ。
悲しいかな“ライバル”と言われたのは遠い昔。
データをひっくり返すと2002年を最後に、ジュビロはカシマスタジアムでは勝っていないのです。
いやいやいや。データがなんだ!そんなもの打ち破るためにあるんだー!!
と、気持ちだけは強気で向かったものの、相手はJリーグチャンピオン。
押される時間が続きます。
初めはそれにもあわてることなく踏ん張り、隙を見ては攻撃を仕掛けるものの…集中力を欠くミスが多い。
前半38分、この場面もやはりミスから。
スルスルとサイドを抜けられ、きれいにセンタリングを入れられ、きれいにゴール、で失点。
後半、相手は1点ビハインドで余裕の構え。
ゴール前を固めて、チャンスとあらば素早い切り替え攻撃に転じます。
それに引き替えモタモタと思うように形の作れないジュビロは後半18分、西選手、成岡選手に替えてカレン選手と松浦選手を同時投入。
二人が入ったことで前線が活性化、何度かワクワクする攻撃の形を見せます。
しかし何回か続いたチャンスを決めることができません。
最後は康太選手が下がり、前線に効果的にボールを運ぶことができず試合終了。
勝てた試合かといえば、そうではないのかもしれません。
しかし、あの1失点がなければ、ジュビロの何本かのチャンスの内、1本でも入っていたらわからない試合だった。
って、そんな試合ばっかり、ですね。
あと少しの集中力、あと少しの粘りで防げるミスと、決める力を身につけないといけませんね。
今年も記録を止めることはできませんでした。
でもそれはそれ。1試合に一喜一憂している場合ではありません。
怪我から復帰したカレン選手、松浦選手の動きを見れば、悲観なんてしている暇もありません。
希望を持って、「さあ、次だよ、次!次こそ勝つぞ!」
試合後のゴール裏からは選手たちにそんな声が飛んでいました。
KP