秋晴れに恵まれた大阪遠征は、なんとなくいつもと違っていた。普段なら空港のゲート前からサポ中間や顔見知りと出会い、スタジアム最寄り駅に着く頃には集団と化しているのにともかく会わないのだ。モノレール乗り継いで、やっと仲間に出会った時には軽く興奮した。スタジアムゲート前に着いたら、な〜んだみんな来てるじゃん!と。単に大阪はアクセス方法のバラエティに富んでいるって事なんだな。
今日ももちろん肩組んで選手の到着を迎えた。迎えた、という言葉は正しくないな。到着した選手たちに俺たちの気持ちを伝えたんだな。有志の方々が作ったサックスブルーの千羽鶴がオフト監督に渡された。ひとつひとつ、ひとつになっていっている、そんな感じがした。
選手入場前の前のウォームアップルームでスタンバイしているガンバ選手たちの様子がビジョンに映し出されていた時、その背景にはサポーターのメッセージ寄せ書きで溢れた「肩組ンデ…」幕が張り出されており、ジュビロサポーターには大うけ!
キックオフ。新潟戦、札幌戦と連勝で飾り、この勢いに乗りたい大切な試合。しかしこれらのチームとガンバでは大きく違うのか、ミスが目立っています。ボールを奪われる、奪い返しに行かない、追わずに待っている…。どうしたんだみんな?攻めて行こうよ!そんな中、数少ないチャンスを活かし松浦選手がJ初ゴール!アウェーゴール裏、湧きかえりました。しかしすぐに追いつかれ1-1で前半終了。
後半もハラハラドキドキ。カレン選手が投入され気持ちの入ったプレーで攻め続けますが得点には結びつかず。残り時間が少なくなって、あろう事か私の脳裏には「まぁ、今日の流れを見ていると勝ち点1でも御の字か。これでよしとしよう。」という、この時間帯に思ってはいけない事が浮かんでしまいました。その後のコーナーキックから失点。勝ち点がこぼれていってしまいました。反省しました。最後の笛が吹かれるまでは応援する側も気を緩めてはいけないという事を改めて痛感しました。この失態を肝に銘じて、最終節のゲーム終了の笛が鳴るまでは、テンション高めて維持していきます。
みなさん、肩組ンデ共ニ進モウ最後マデ!
そしてこの悔しさを更に大きなチカラに変えていこう!!
Ken2
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