重ーい重ーい胃と心を引きずりながら渋谷クロスタワーに集合。ついでに藁にもすがる思いで思いつく限りのゲンカツギ。しかし負け試合が17/34もある今季、もう「これなら負けない」ものは何も残っておらず「負けない確率が高い」レベルのものばかりですが…というわけで「最近負け試合では使ってなかった香水」「たぶん負けたことがないネックレッス」「ampmでおーいお茶濃い味1Lペットを買う」「海老名で和牛カレーパン」「海老名でネスカフェのアイスラテ」「海老名で鎌倉いなり」「海老名でEDYは使わない」最後はヤマスタで「牛タンを食う!」。
入れ替え戦第二戦@ヤマハもチケットは争奪戦になってしまいました。年間チケット保有者には招待券が送られて来ましたが、それ以外の席種はサポーターズクラブ先行販売もなく全国一斉発売!お陰でいつものゆったり出足で発売日午後に買いに行った地元民があぶれ、ゲッター状態の仙台サポーターにバックスタンドをかなり侵食されてしまいました…スタジアムをサックスブルーに染めたければクラブもなにか考えてくださいよ…。
それでも最後の数試合はチケット完売でいつもよりはスタンドも青く染まっています。お空も美しいサックスブルー、試合後のジュビロサポーターの心もこんな青空のように晴れ晴れしていますように…。「Top of the world」で選手を迎えた1時間半前。バックスタンドゴール裏寄りに移動して声の限りに歌いました。9/28の27節新潟戦から始まったこの位置での応援も随分浸透してきました。来年も是非続けていきたいですね。
仙台往復後の中2日の試合でしたがスタメンは一緒。肩の負傷で出場が危ぶまれた鈴木秀人選手も無事姿を見せました。本当は後半に投入されてサイドをブッチギル太田選手とか経験豊富・予測不可能な動きで相手を攪乱する西選手とかも見てみたい気がしますが、ここまできたらベンチもベンチ外もみんな心をひとつにして戦うしかありません!そして運命のキックオフ!
ホームなのに(だから?)ジュビロの選手の動きが固いです…。なんか…押し込まれていないか…?相手のシュート精度の低さに助けられていますO| ̄|_あああ私の胃は90分保つのか…うううう、ん?
キターーーーーー松浦2戦連発ぅ!!!!!!先制点!!!!!!第1戦の仙台と同じような時間帯、前半41分にゴール前で前田をワンツーで使った松浦が胸ゴール!スタンドから見た時は肩ゴールにも見えてハンドを取られないか主審の反応を伺ってしまいました。まだまだ全く安心は出来ませんがアドバンテージを少し広げられた前半です。
そして後半、入れ替え戦を盛り上げようと必死な審判にイライラ、FKを取られる度にヒヤヒヤしていると…またまたキターーーーーーーーーーーーー松浦2点目素晴らしいカウンターとドリブル!!!!!入れ替え戦のラッキーボーイ磐田の救世主様様19才!コーナーキックのクリアボール(駒野は狙っていたかもしれません)を受けた松浦選手が独走、DFとGKを交わして2-0!これであと20分、1失点でしのげればOKです。でも同点にされるとアウトなのでもう1点欲しいところです…。1-0でも2-0でも、2点とられるとダメなのは一緒なんですよね…。
この日の松浦はキレッキレ、たまに心に体が追いついていけないこともありますが、素晴らしいミドルやキレのあるドリブルや飛び出しでチャンスを連発します。3点目のアシスト!と思われたプレーは何故かファールを取られましたが…(リプレイを見ても相手選手がファールでも止められず振り切られて勝手に倒れただけにしか見えませんでしたけど)しかしこの幻の3点目が結果的に最後の最後までジュビロを追い詰めることになりました。
大したトラブルも無かった後半なのに、ロスタイムは何故か4分。イヤな予感がします。初めの1分は上手く相手陣内で時間を使っていた磐田ですが、拾われたボールを早速ゴール前へ運ばれ、イヤーな位置でFKを取られます。ゴクリ…。
うぎゃぁーーーーヤラレタまたロスタイムのセットプレー。直接決められて2-1。そして仙台の怒濤の攻め、川口能活のスーパープレーの応酬でCKに逃れました。脂汗ダラダラです。残り時間1分弱、相手のCK、これで決められたら2-2、アウェーゴールルールで仙台の勝ちです。頭の中が真っ白になりました。今まで失ってきたロスタイムのゴールやセットプレー、すり抜けていった勝ち点が走馬燈のように脳裏をめぐります。オフト監督、ロスタイム、ドーハの悲劇、今ここで、最後の最後にこんな劇的なシナリオを用意したのは誰?明日のスポーツ新聞の見出しがぐるぐると頭の中を回り…。
しかしイケイケドンドンな仙台サポの目の前で蹴られたボールは、前田の頭にあたって大きく跳ね返り、その行方を目で追う満員のスタンドに試合終了の笛が響き渡りました。正確に言うと私の耳には笛の音は聞こえず、グラウンドに倒れ込む選手達を見て試合終了を知ったのでしたが。
終わった?今の入ってないよね?2-1のまま?勝った?残留?残留決まった?決まった?思わず、両手で両頬をつねってみました。最後にゴールを決められた世界で目が覚めたらどうしよう、とすこし怖かったです。残留が決まった瞬間とは、もっと嬉しいものだと思っていました。実際には、ただただただただホッとして体の力が抜けました。三途の川賽の河原から現世に戻ってきたようなものです。まだなにも終わっていないし始まってもない。でもやっと、これからのこと来季のことを考えることができます。 この3ヶ月の疲れがどっと溢れてきましたが、ようやく今晩はぐっすり眠れそうかな(実際は眠れなかったのですが(^_^;))。
試合後、ピッチに突っ伏したまま置きあがれなかった川口能活選手、最後の混戦で怪我でもしたのかと心配しましたが、間もなく起き上がって歩き出しました。ありがとう能活、百戦錬磨の彼でも、この残留争いギリギリの戦いは夜眠れなくなるような日々だったようでした。来年は、開幕からいえキャンプから、過去の栄光はキッパリ忘れて降格候補チームだと開き直って、選手もサポも一試合一試合を全力で戦っていかないといけないと思います。とりあえず贅沢は言いません、まずは目指せ残留!来年もジュビロ磐田を応援するぞ!
これからまだまだ選手の契約更改など胃の痛い日々は続きますが、来年もJ1だから!「俺たちJ1!」←帰りのバス、特に1号車で流行った新曲(GO WEST!の節で)!!今年一年、無我夢中で走ったジュビロサポ&IWATA EASTですがなんとか笑って終えることが出来ました。来年もたくさんの皆さんとジュビロを応援していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします!
EZ