サッカーを見に名古屋までバスで行きませんかー?なんて無謀(?)な企画になんとIWATA EAST史上最多記録更新!の82人が集まった J1第30節名古屋戦。憧れの浜名湖SA(眺めがとうなぎがオススメ)に寄って屋根が直ったばかりの豊田スタジアムに乗り込みました。メイン&バックスタンドの最上段は目もくらむような高さと急な階段で、高所恐怖症じゃなくてもちょっと足が竦みます...。しかしオフサイドなんかはよく分かるだろうなぁ。
泣いても笑ってもあと5試合、名古屋が優勝争いをしていようが出場停止の主力が何人いようが、人様のことはもう関係ありません、サポーターも選手も、残留の為にできる精一杯のことをするしかない!試合前のゴール裏コンコースで、この日も肩組みフラッグにたくさんのサポーターがサインをしていました。スペースを見つけるのが大変なくらい、ビッシリ書き込まれています!毎試合、選手の控え室に貼られているそうです。
試合のほうは、前半の出だしはプレスもかかっていい感じでしたが、15分もするとずるずると名古屋ペースに。中盤のミスが多 く、ボールを持ってもゴール前へたどり着く前に奪われて守備守備守備。判断が一瞬ずつ、名古屋より、遅い。パスがつながらない、 カウンターも機能しない、それでもDF陣が最後まで集中を切らさず、神の降りた川口選手が体を張ってゴールを守り、なんとかドローに 持ち込みました。後半の後半には得点のチャンスもあったけれど、全体を通してみれば失点の危機のほうが明らかに多かった、そんな 試合でした。残留争いしてるな...。そんな雰囲気がひしひしと伝 わってきます。華麗とか美しいとか楽しいとか、そういうこととは全く縁のなさそうなサッカーなのに、選手の闘志とサポーターの応援は90分間尽きることはありませんでした。
今までこんなに、サポーターと選手の気持ちがひとつになって「一緒に戦っている」と感じられることはなかったと思うような試合が続いています。サポーターの声援が選手を支え、選手の気迫と前向きな姿勢がサポーターを勇気づける、苦しいけどサポーター冥利に尽きる残りの4試合を、悔いの無いようにしたい、そう思いながら帰路につきました。
天皇杯を挟んだ次のダービー清水戦には、絶対絶対ぜったい、勝って残留をたぐり寄せたいです!
Ken2