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2010年1月20日水曜日

1/10 名波浩引退試合


リーグ戦が終わって1ヶ月、ジュビロ中毒の禁断症状で足がぷるぷるしていた年明け1月10日、寂しいけど楽しみな名波さんの引退試合です!この日のツアーは特別企画ということで、これまでIWTA EASTのバスに乗って応援に行ったことがある方限定での催行となりました。

行きの道中は想定の範囲内の渋滞で開門前に到着すると…人が多い。赤く無いのに人があふれてる…、いつもこんだといいなーと思いながら号外をもらい餃子を買って、今日は奮発してメインスタンドです。

ちびっ子たちの前座試合に続いて選手のウオーミングアップが始まると、懐かしい選手たちがジュビロの練習着を着てゾロゾロやってきました。懐かしのコーチ陣もこっそり紛れています。そしてみんなニッコニコです。選手たちの満面の笑顔についつられてつい私もニヤけてしまうぅ。

国歌斉唱にミスチルの桜井さんが現れるとある程度予想されていたとはいえ場内騒然!しかも!「このあとステッレジュビロの選手として出場します」ってま、マジですか?!


試合のほうは、名波選手&中山選手が前半はアズーリジャポーネ、後半はステッレジュビロに合流していました。名波選手がいない方のチームがセカンドユニフォームです。豪華豪華ゴーカなメンバーがズラリと揃い、4万人越えの大観衆が待ち構えたキックオフの笛が鳴ると、前半から(ある意味)みなさん飛ばしまくり。カズの跨ぎフェイントが炸裂してウルトラスーパー大チャーンスを外しまくるのは中山選手、名波キックから秋田選手のヘッドが決まり、相変わらず上手過ぎるのにやべっち選手の素晴らしいパスは決められない中田ヒデ選手はピッチに突っ伏して、でも今日は終始ニコニコ。

ジュビロの右サイドを駆け上がるのは川口ノブオさーん!がなんと先取点!多分初めて生で見たジュビロユニの奥選手と全く年を取らない森下仁選手、西君を膨らませたような11番の巨大坊主松原選手は今日も空気を読まずにゴールを狙います。ボールをよけてくれなかったゴールポストに八つ当たりして頭突きをする中山選手にはキングカズがヘッドバッドをかまし、ナナミキックは素晴らしい軌道を描いてバーとポストに当たり、審判のポケットからはグリーンカード、うーん、堪能です。

後半になると、ジュビロには遙か遠いあの日の黄金メンバーが(だいたい)ズラリと揃い、魅惑のパス回し復活か!と思ったら日本代表も強くてそう簡単にはいきませんでした。前園ビーチサッカー日本代表が鋭すぎるシュートを決めてアズーリジャポーネが4-1、えー…。でもここからが引退試合の真骨頂です。中山選手が佐藤洋平GKに突っ込んでGETしたPKを名波選手がしっかり決めると、相変わらずあり得ない外しっぷりをお腹いっぱい見せてくれていた中山選手が、ついにこの日一番難しいシュートを決めて1点差、高原選手が現役の意地を見せて土壇場で同点ゴール!さすが引退試合、後半ロスタイムにこれで引き分けめでたしめでたしと思いきや、なんか17番の選手がドリブルでやってきます。桜井選手です。速いです。普通にサッカー選手みたいです。ゴール前まで来て、寄せるDFに体を張ってキープ→ノールックパス→高原選手が拾い→本日クロス上げまくりだった山西選手に渡るとまたドンぴしゃボール→現役時代にもほとんど見たことのない必殺スーパー名波ボレーがゴールに突き刺さる!!→胴上げ あり得ないシナリオ!!

しかも合間にはワッキー選手の芝刈りに名波俊哉のFKひそひそ相談、俊哉選手のスーパートラップにスタンドが唸り、森島第四審が交代選手を知らせて柱谷代表監督はいつの間にか選手に復帰、秀人選手のMVPなど見所満載てんこ盛りな素晴らしい引退試合でした。


そして、こんなにたくさんの素晴らしい選手とファンに囲まれた名波選手の、いろんな意味での凄さを感じた日でした。

名波選手、長い間お疲れ様でした、最後の最後まで私たちを楽しませてくれて幸せにしてくれて、本当にありがとうございました。

必ずまたジュビロに帰って来てくれる日を楽しみにしています!

開幕まであと2ヶ月弱、ジュビロもサポもしっかりしっかり準備して、今年もがんばるぞー!

EZ

2010年1月13日水曜日

1/09 ぴあトークバトル「どうなる!?名波浩引退試合」


名波浩さんの引退試合の前日に、浜松市内でスペシャルなトークショーが開催されました。
出演者は名波さんのほかに、泣く子も黙る、中山雅史選手と藤田俊哉選手!
ジュビロ磐田の歴史を語るに外せないビック3がそろい踏み!!というわけで、チケットは即完売。
まあ、会場がホテルの宴会場ということで狭いすぎたわけなんですが…。
これっぽっちも自信がないんですが、行けなかった皆さんに、少しでもあの空気が伝われば…。

開演予定時間を15分まわったころスタート。
司会進行はジュビサポにはおなじみ、SBSアナウンサーの松永直子さん。
まずは中山選手、俊哉選手と登場します。
待たされたことと、久々の俊哉選手、移籍発表後の中山選手を前にし、会場は大盛り上がりで歓声があがりますが、「なんか平均年齢高くない?声が低い」とさっそく客席をいじる中山選手。
俊哉選手は客席との近さに最初は驚いていた様子。
最後に主役の名波さんが登場すると、自然とあがる“無理のない”黄色い声。
名波「なんかもう雰囲気が出来上がってるね」
3人ともスーツ姿で決めていて、左から松永さん、名波さん、俊哉選手、中山選手と席についてバトルスタート。

テーマの引退試合についての話の前に、中山選手の札幌移籍の話から始まりました。
決まるまでの間の、俊哉選手の中山選手への熱烈ラブコールから、なぜか話は、年末のやべっちFC特番での名波さんのトナカイコスプレの話まで…さっそく脱線しまくりです。
前日には俊哉選手は実に4年半ぶりに大久保グラウンドに赴き、中山さんと二人っきりでリフティング100回なんて練習を行ったと楽しそうに話していました。
そんな話をしている間も、マイクを持っているのになぜかマイクを通さないで発言し、そのうちマイクをテーブルの上に置いてしまう俊哉選手…
名波「マイクを置くなよ!」
俊哉「だって重いんだもん」
ゴン「(子供をあやすように)そうだよね、重いよねー」
なんて、つっこみつっこまれのやりとりも満載で、笑いが止まりません。
「人選間違えたかな〜」と苦笑いの名波さん。
いえいえ、大正解ですよ。

本題の引退試合の話に移ります。
出場予定メンバーを見ながら、ステッレジュビロ、アズーリジャポンとそれぞれ出場選手について語っていきます…
が、一言で終わっちゃう選手もあれば、話が長く続く選手、はたまた話し始めたと思ったらどんどこ別の方向に脱線していったり、もうほとんど居酒屋トーク。
ここでも思い出話から近況、さらに飛躍、脱線して「何の話してたんだっけ?」の連続。


途中で田中誠選手がサプライズで登場し、仲良しの俊哉選手はただでさえテンション高いのにさらに暴走。
俊哉「マコ、マコ、あの話して!昨日コーヒー何杯飲んだか言って!!」
名波、ゴン「裏で話せよ!」
突如駆り出された田中選手はひとりニットにGパンというラフな格好で、完全に借りてきた猫状態。
散々いじられて途中で去って行きました。

引退試合の目玉、世界の旅人・中田英寿氏だって、3人にかかったらただの小僧でしかないようで…
俊哉「彼は今何してるの?」
ゴン「旅人!」
名波「なんかいろいろやってるみたいよ。電話で話してたら無農薬野菜がどうとか…」
ゴン「無農薬野菜?野菜食べられるようになったの?」
名波「なってない(笑)」

いやいや、とーにかく濃い、笑いっぱなしの1時間半で、楽しかったけど、終わった後は1試合応援した後のような疲労感がありました。
それもこれも俊哉選手の暴走のせいです。
完全に主役食ってたし、百戦錬磨の中山さんもたじたじで、いや、ほんと、俊哉選手は永遠に王子だなぁ〜と。
あ、綺麗なな貴公子とかじゃないですよ?
なんつーか、とにかくキラキラうきゃうきゃした王子です…ニュアンスで分かってください。
もっと分かりやすく言うと、“精神年齢15歳”。
バスツアー常連Tさんの名言です。

でもね、この自由な俊哉選手、調整する名波選手、しめる(決める)中山選手と、それぞれのトークの役割分担が、そのままピッチでの役割分担に置き換わるんです。
あの頃は、ここに服部選手や秀人さんや田中選手、福西さんがいたんです。

それぞれに我の強い選手たちが、普段からあれだけ全力で言葉を交わし、考えをぶつけ、落としたり、上げたり、合わせ、同じテンションでボールを蹴っていたら…それは強くなるよなぁ…。
と、回顧主義になるつもりはないけれど、あの頃の生き生きとしたジュビロサッカーの原点を垣間見た気がしたのでした。

KP