4月にスタートして今回で10回目を迎えたIWATA EASTバスツアー。ホームゲームは全部催行する！という頑なまでのサポ魂の元やっていますが、一番心配なのが夏の夜のゲーム。なんせ日付変わっての渋谷帰着になりますからねぇ。まして平日開催となると尚更です。今回は20人乗りのバスを用意しましたが、それでも10人超えるかなぁと不安どころか、ダメ元気分全開でした。ところが大宮で勝ってしまい、バンジージャンプのロープが伸びきって戻り始めたかのように上昇気分になって事態は一転！こんな時こそアタシが後押ししないでどうすんだ!?と、続々と欠勤届け出したり、急に働けはしない程度に具合が悪くなる人が続出し、最終的に18人にまでなりました。も〜みなさん、おバモさんたちなんだから（笑）
立ってるだけで、あまりの暑さに♪ぽ〜にょぽ〜にょぽにょさかなのこ〜と歌い始めちゃう程の暑さの東京を予定通り出発。ほぼ満席の小型バスの車内はさながら町内会の旅行のようでした。到着したヤマハスタジアムはまぁガラガラもいいところ。開門してからの到着だったのに、フリーゾーンど真ん中の前から2列目の席が取れたという話が物語ってますね。
この日は「女だらけのPK合戦」なるイベントが行われ、名古屋に家族を置いて単身乗り込んできたグランパコちゃん、磐田女子サッカーのマスコットさっちゃん、そして我らのジュビィちゃんの熾烈な女の戦いが繰り広げられました。余裕みせつけゴール前に寝転ぶグランパコちゃん相手にがっつりゴールを決めたジュビィちゃん！ゴールを外して悲しむふりしてジュビロくんに甘えにいくグランパコちゃんはかなりの計算女でした。ちなみにジュビィちゃんのキーパーグローブにはちゃんとヨシカツ神のサインが入っていました。
選手入場しコイントスの際、名古屋のキャプテンの楢崎選手。こちらはヨシカツ神。このシーンを見ていて、今日はヨシカツ神のためにも絶対勝とう！俺たちが勝たせよう！と私の瞳にもサックスブルーの炎がメラメラと燃え上がりました。（＜ちょこっと脚色）
前半4分、連携ミスからの失点。普通ならこの時点で「あ〜あ…今日もグダグダかよ…」となる今日この頃なんですが、この日はミスはミスとしながらも、いや大丈夫！勝てる！というどこからくるんだこの自信というほど、負ける気がまったくしませんでした。前半数々のチャンスを得ながらも得点できずにハーフタイム。
ハームタイムにはロドリゴ選手の紹介と簡単な（本当に簡単な）挨拶がありました。ガッシリした大きい選手でした。期待が高まります。
後半開始早々から、攻めて攻めて攻めまくります。もう見ていて気持ちよいほどでした。そしてついにCKを茶野選手が頭で叩きこみ同点！とどまるところを知らないジュビロはその2分後成岡選手の胸のすくような豪快なシュートで逆転！時間はまだまだあります。それでも攻撃の手を緩めないウチのコたち。もうこういう気持ちのこもった迫力あるプレイを見せられたらそれはもう応援にもチカラは入ります。人数は少ないスタジアムでしたが、いつも以上にヒートアップしました。
試合の方は最後ヒヤヒヤする場面もありましたが、このまま逃げ切り連勝しました。勝利という結果ももちろんですが、久し振りに気持ちよい、多分我々の誰もが求めているジュビロのサッカーを展開してくれた事が、なによりも嬉しかったです。マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた茶野選手の「まだ優勝を諦めていません！」の言葉にさらにボルテージは上がり、ゴール裏に挨拶にきた時にコールに全身でガッツポーズを作り応えてくれたヨシカツ神の姿に、これまた久々にサポーターと選手の気持ちがひとつになった喜びを感じました。これがあるからスタジアム観戦、とくにヤマハスタジアム通いはやめられないんですよね！
Ken2
