名波新体制になって3戦目のホーム岐阜戦。
前節はアウェイ大分でさっそく1敗。
テレビでですが、見てて思ったのは、監督どーこーももちろんあるけど、やっぱり一番肝心なのは選手たち自身がどう闘うかだよなぁということでした。
つか、一つ勝ったくらいでフワフワしたチームに戻ってるんじゃないわよ。
なんて感じで迎えたこの日。
試合前、「Top of the world」を歌って選手を、そして自分たちを鼓舞するスタジアム。
先に試合が行われている松本は負けてくれない。
後がないんだと、このチャントを歌ったいつぞやのことを思い出しながら、しみじみと実感。
この日、試合前には、前節100試合出場を果たした我らが守護神・八田選手へ、記念の花束贈呈が行われました。
奇しくも、本日の対戦相手、FC岐阜のGKは、言わずもがな、川口能活選手。
絶対に負けられません。ハチ頑張って!
試合は序盤、一進一退の攻防が続きます…と言うと聞こえがいいけど、どちらもなかなか形を作れないと言った感じ。
そうこうしているうちにだんだんと流れは岐阜に行き、何とか掻きだしたものの、あわや失点という場面も。
頼むよ~。このままズルズル行くような試合は見せてくれるなよ~と思った前半26分。
FKからのボールを前田選手がシュート!うわっ!入らない…あっ誰か飛び込んだ!
ゴール前、弾かれたボールに頭から飛び込んだのは松井選手!
手から離れかけた流れを引き寄せるようなゴールに、ヤマハスタジアムが沸きます。
さらに35分。
右サイドの松浦選手が出したパスに反応した前田選手が、今度は確実に仕留めます。
俄然盛り上がるジュビロサポーター。
やっぱり、決めるべき人が決めるって大事。本当に大事。
2点リードのままハーフタイム。
なんかジワジワくるユルキャラ…(静岡県警のキャラだそうです)
後半開始。
2点リードしているとはいうものの、安心はできません。
ていうか2点が一番危ない点差!(定説)
案の定、またもやズルズルと下がってしまうシーンが多く、伊野波選手を中心になんとか凌いでいたという印象。
そんな中、伊野波選手、イエローカードもらってしまい次節出場停止…。
この日の伊野波選手の仕事っぷり、チームの状態からして、これはしんどい…。
厳しい時間は相変わらず多いけど、ゴール前でおっ?と思うシーン、可能性を感じるシーンは、新体制になってからわずかながら増えたかな?(かつて背番号7ユニ着ていた人間のひいき眼かもしれませんが。爆)
後半28分、前田選手が左サイドをドリブルで深くえぐり、こぼれたボールに反応した松井選手が再びゴール!
試合内容はアレなところも多々あれど、この日は良い時間帯に得点を決めてくれました。
さあ、このまま無失点で…と思った矢先の78分、あっさり失点。
もーーーー。ちょっとリードしたからってフワフワしてんじゃないわよっ!
なんでこの人たちのプレーは、こう、ふんわりふんわりしてるんだろう…。
これが直らないと、この先キツいよなぁ…。
その後もなんとか2点差を守り切り、スコアの割に、もよっとしたものを残しながら試合終了。
でもまあ、贅沢は言ってられません。
一つも落とせない状況で、ちゃんと結果を出したことを今は良しとしなきゃね。
マン・オブ・ザ・マッチは文句なしで松井選手!
次節もよろしくお願いします!!
(なんて言ってたら、今週の練習で鼻を骨折してしまったとか…前田選手がきっとおいしいウナギをごちそうしてくれるから、痛みに耐えて、どうか頑張ってつかぁさい)
内容についてはいろいろ言いたいことはあるけれど、やっぱり勝つって嬉しいもんです。
はるばる東京からバスに乗ってやってきて、年甲斐もなくはしゃぐ人たちと一緒に、(たぶん地元の)小さいジュビサポさんも喜んでくれました。ありがとう!
さあ、帰ろうかと見上げたヤマハスタジアム上空、秋の夕暮れがとってもキレイ。
勝った後は、こんな何気ないことがいつも以上に嬉しかったりしますね。
季節は深まり、残り試合数は少なくなるばかり。
厳しい戦いは続くけど、上に引き離されないように、最後まで追いかけて追いかけて、みんなで勝利を掴みましょう。
次節、鬼門・九州アウェイ。今度こそ勝つぞ!