夜行バスという手段だと体力的に無理なお年頃でも、仙台、新潟、そして大阪までは、一泊して始発の新幹線に飛び乗れば出勤できちゃうのですよ。それでも二捨三入すると還暦っていうカラダには結構ヘヴィーなんですけれどね。多少無理を押しても、平日ナイトゲーム、ましてアウェイゲームは行かれる者が行かなきゃでしょ!
東京駅に着いたら、駅弁売り場にも、ホームにも、その行かれる者がワンサカいました。
さすがに新潟は涼しい。
いつの間にか大白鳥競技場のビジターは狭いエリアに押し込まれ、売店もフツーのものが一軒。以前は好きに周れたコンコースも柵で封鎖され、完全に隔離状態。一部の馬鹿野郎のおかげで、次々とスタジアムが閉鎖的になっていくよなぁ。淋しい限りです。
ほほう…。
でもユアスタの勝ち。
前半は良かったのですよ。遼一がPKをしっかりと決め先制し、その後追加点。ジュビロサポーター、2点目のゴールの時は「入った?」「決まったの?」と、遠かったこともあって確認に確認を重ねてからの喜び大爆発。2点リードなんて最近慣れていないから落ち着かないのです。近くに居たサポーターなんて、普段のクセなのか「まずは一点返そう!」と叫んでいたもの。リードしてますが?(笑)
ハーフタイムは声を交わすサポーター同士にも笑みがこぼれていました。しかし後半10分もしないうちに試合は振り出しに。選手もバタバタし始めちゃうし…。こうなると相手の思う壺でした。
試合終了の笛と共に襲ってきたのは脱力感でした。もう座席にヘナヘナと崩れ落ちそうでした。その時、いち早く前を向いてこちらに向かってくる山田くんの姿が見えました。キリッとサポーターを見据えたその目を見たら、ここで俺たちが折れてどうするんだ!?という気持ちになり、その思いを伝えるべくジュビロ磐田コールで選手を迎えました。
まだ何も決まっちゃいないし、終わっちゃいない。
ネットの上だけで上から目線の書き込みして悦にいっているよりも、愚直に声出している阿呆でいたいからね。