「ロスタイムが何分なのかは関係ない、ロスタイムそのものが一番の問題だ」そんな言葉がどこからか聞こえてきた、嫌な予感、それは人の心が突如として感じとるものであるはずなのに、今の磐田サポーターにとってそれは経験から感じとる事が出来る様になってしまったのではないでしょうか。
早い時間にスタジアムに到着した仲間からの情報で、人が全然いない、後で点呼をとる予定といった冗談が飛び出すほどだったのですが、キックオフの少し前に到着するとある程度の人数がいました、土日のリーグ戦に比べると見渡す限りに真っ赤には染まらずバックスタンド最上段のSAITAMAの文字を読めるほどでした、浦和サポーターからすると少ないのでしょうけど、磐田サポーターからすると平日ナイターのカップ戦に2万人以上の観客動員はさすが浦和レッズと思ってしまいました。
試合が始まるとアウェーのジュビロが攻め込む展開が続き前半13分に成岡選手がゴールを決めて先制、その後もイグノ選手がボレーシュートを放ちジュビロゴール裏の盛り上がりはさらに上昇、特に久々の先発出場だった上田康太選手がサイドに大きく展開するなど内容も伴っていたので満足度も高かったです。
内容や結果が徐々に良くなると改めて考えてしまう、新潟戦のブログでも書かれている事なのですが、Jリーグの日程は決まっているのだから、12月に天皇杯で敗退した直後からキャンプを開始して、1月に紅白戦や練習試合で最悪の状態を披露して、2月にプレシーズンマッチで内容は良いけど勝てない試合をすれば、3月の開幕戦からスタートダッシュに成功するのでは、そんな愚痴をこぼしたくなってしまう状況も今日で終わり、ここからは選手と一緒に勝利を喜び合えるんだと信じて後半も必死に応援を続けました、浦和にペースを握られながらも残り5分、「ずっと信じてる俺達の磐田勝利目指して戦え」と歌いチームを信じているんだと自分に言い聞かせながらも過去の記憶が去来する。
去年の埼玉スタジアムでロスタイムにエジミウソン選手にハットトリックとなるゴールを決められて負けた事、嫌な予感、それはやはり経験から感じとるものなのだろう、その気持ちが強くなっていくのを必死に隠しながら信じて歌い続けたロスタイム、正直ハッキリとは覚えていない、浦和サポーターが喜んでいて場内アナウンスでポンテ選手のゴールだと知った、再び必死に声を出して選手をサポートしたけれど試合終了、いったい何度目だろうか、いつも思う自分のサポートが足りないのかと、ロスタイム4分と表示された時に20分くらい時間が残っていると伝えた方が良いのではないか、そんな冗談を言うのが精一杯でした。
どんな強いチームでも負ける時はある、ただロスタイムの失点で驚かない現状だけは何とかしてほしい、ドーハ以来ロスタイムの失点は悲劇だと言われてきたのに、このままだといつか実況アナウンサーに「ジュビロがロスタイムに予定調和の失点」とか言われかねない、こんな負け方をしてもジュビロ磐田を好きな気持ちに変化はないので、これからも応援し支えていきます、でもいつか必ず満員の埼玉スタジアムで一点差のロスタイムに安心してジュビロオレとかを歌える日がくることを、ずっと信じて勝利を目指して戦っていきます。
Ryu
0 件のコメント:
コメントを投稿