前節ガンバ戦で久々の勝利に酔ってから一週間。
ここで連勝して勢いに乗りたいところだ。
意気揚々と乗り込んだ平塚競技場。
桜の花がきれいに咲き誇る公園の中で、開門を待つ間から花見状態。
開門1時間前には屋台群が開店し、お天気も相まってなんだか楽しいピクニック気分。
中に入ってみると、雰囲気的に大阪の万博記念競技場に似ている。
ゴール裏からはあまり角度がなく、決して見やすいところではない。
そのためか、ホーム側のゴール裏は人数が少なく、珍しくアウェーの我々の方が人数が多かった。
ビジョンもなく、メンバー表もピッチサイドの手動看板、選手交代の時にはインターホンのような音が流れるし、ジャーン選手紹介は「ジャジャジャジャーン!」だし...なんだかネタ満載のスタジアムだったな。
11年ぶりに昇格してきた湘南は、99年降格時に見送ったジュビロ・サポーターに向けてただいま横弾幕を試合前に出してくれた。おかえりなさい!
そして試合開始。
...。
先週のガンバ戦はいったいなんだったのだろう?
とにかくパスが繋がらないし、精度も悪い。
シュートに至っては、まるで点数取った選手が晩飯おごらなきゃならないって約束しているかのように打たない状態。
湘南の方が積極的に攻めて来ていたが、同じようにシュートの精度を欠いていたので助かったようなもの。
要するに同じような順位で、もがき苦しみ低迷しているしている同士の戦いそのものだった。
結果もそのままスコアレス・ドロー。
選手の動きも、起用のタイミングにも「なんだかなぁ...」といういつものため息が出てしまう。
なんとか勝ち点1を積み重ねることができてほっとしたが、この結果にほっとしていていいのだろうかという思いもあった。
負け慣れてしまって、怒りを覚えなくなっている自分にも自分で憤りを感じるし。
ここからここから、切り替えていこう!といい続けてすでに第6節。
もう「これからこれから」の時は過ぎたのではないだろうか。
それでも結局口にしてしまう。
これから!これから!気持ちしっかり持って次節に臨もう!!
そんな思いを胸に競技場を後にした。
シャトルバスの運行もスムーズですぐに乗る事ができた。
そのスムーズさもあって、朝到着した時からずっと続いていたなんだか楽しい浮かれ気分は帰るまでそのままだった。
トータルすると、このスタジアムはかなり高得点。
それでも次は勝って浮かれたい。
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