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2010年11月7日日曜日

11/3 サンフレッチェ広島@国立


周囲にいた人達は喜びを爆発させていた、ホッとした自分は溢れ出した涙が止まらなくなった、長い間追い求めてきたモノを手に入れた瞬間の反応は人それぞれだけど、この瞬間をみんなと共有出来た事実こそ大事にしたい。

決勝当日の早朝に国立に到着すると既に多くの人が、時間の経過と共に増えていく人達を目の当たりにして徐々にテンションが上がっていき試合が待ちきれなかったのですが、自分同様に初めての決勝という状況の人達も多くいて、優勝からどれ程遠ざかってしまっていたのかを実感しました。

コレオの事前準備のために開門前にスタジアムに入ったのですが、やはり国立競技場は普通の陸上競技場とは違う特別な雰囲気があり、この場所で優勝をかけて戦う選手を全力でサポートする事を心に誓いコレオの事前準備を済ませてスタジアムの外に戻ると待機列は門の外側まで続いていて、参戦出来るすべてのサポーターが集結しているのだと思うと同時に、参戦出来ない仲間のためにも全力で戦う決意を改めて固めました。

スタジアムに入場すると、皆さん普段どこに隠れているのですかと言いたくなるほどの人数がいたので、お願いですから一年に三回位はスタジアムに来て下さいと心の中で念じながら、今日はこれだけ大勢の仲間がいるという心強い事実に、勝って優勝したい、ではなく勝って優勝する、強い気持ちはさらに増しテンションもさらに上がっていき選手を待ちます。

自分達が勝手にそう思っているだけなのでしょうが、登場した選手は自信満々な表情で、サポーターも人数ではなく、それぞれが普段の何倍もの声や気持ちを選手に伝えスタジアムの熱気は試合前の段階で普段では考えられない状態に突入。

心配されていたコレオも問題なく披露出来た時に以前から気になっていた事を思い出す、決勝でもコイントス次第ではあるけれどエンドチェンジをするのだろうか、もはやキャプテン那須大亮にとって試合前の勝利の方程式のひとつと言っても過言ではない大イベントだったのですが、エンドチェンジが行われなかった事だけが不安要素でした。


試合が始まると両チームから伝わってくる緊張感もあって、決勝戦らしい慎重な立ち上がりでしたが、お互いに前線からの積極的なディフェンスで本来の持ち味が出て、右サイドに開いたエース前田のクロスに船谷が絶対に枠を外さないという意思がハッキリ伝わってくる様なヘディングシュートを決めて先制点、この時点で一気に喜びが爆発しました、最近の試合では失点も少ないのですが喜ぶのはまだ早い、そう思ってはいても抑えられませんでした。

油断するなと自分自身に言い聞かせ前半終了を待っていたら、スルスルとジュビロ左サイドを抜け出す選手がいると思った時には既に手遅れで、ミキッチに完全に崩されゴール前で李忠成にチョコンと足でコースを変えられそのままゴール、キーパーにとっては悔しい形で決められ同点、そして後半開始直後に山岸にボールが渡るとあっさり逆転、シーズン序盤を振り返るとキックオフ直後の失点は恒例行事だったけど、その事を思い出したのは試合後で、この時は絶対に逆転出来ると信じていました。

選手交代のカードもすべて使い切りピッチにいる選手に気持ちを托すしかない状況でロスタイムまで数分という場面、終盤に何度かあったセットプレーからキャプテン那須が競り勝ち、キーパーの弾いたボールをエース前田が押し込んで同点、開始直後や終了間際に失点の多かったチームが逆に得点を決めるなんて、この時は三日後のゲームでも同じ光景を目にするとは思っていませんでしたが、やっぱり信じ続けなければ何も起こらない、延長開始前にトップオブザワールドを歌っている時に08シーズンは入れ替え戦を戦っていたチームが本当に成長していたんだと、自分達も貢献出来ていたのか、それを結果で証明したい。

延長に入る時に今シーズンの勝利の儀式が行われました、エンドチェンジをしたのです、一部で話題になっていた、かどうかはともかく試合前の準備から試合中の臨機応変な対応、そして勝利のジンクスとやれる事はすべてやった、延長で相手のシュートをバーが守ってくれた事がジンクスのおかげかはわかりませんが、コーナーキックから再び我らのキャプテン那須が競り勝ち、そのボールに途中出場の菅沼実が反応して勝ち越しゴール、トーナメントでの神懸かったヤンツー采配が成功した瞬間でしたが、直後に再び途中出場の山崎が追加点を決めて今日始めて二点差に、延長前半終了間際に槙野にフリーキックを直接決められて、すぐに一点差に戻されましたが当然相手にリードを許した状況では噂のパフォーマンスはしませんでした。

延長に入った時点で、あるいは延長前の時点で西はヘロヘロになってましたが、それでも諦めずにボールを追う姿に選手もサポーターも強い決意を再び込めていましたが、それをピッチで体現したのは俺達の前田、なんでもないロングボールを胸トラップひとつで二人のディフェンスを振り切りゴール、上手くて強くて美しいエースのゴールでサンフレッチェ側の一部以外はジュビロの優勝を確信したはずです、しかしJリーグのレフェリー達はどうしてもドラマチックな演出をしたいのか、それともパフォーマンスを一番近くで目撃したいのか槙野の大袈裟なジャンプにPKをプレゼント、このプレーに守護神能活が当たり前の様にサクッと弾き返しこぼれ球も枠に入らず、そしてこの瞬間試合終了のホイッスルが鳴り響きジュビロが優勝。

久しぶりの人もいたでしょう、自分の様に初めて優勝を現地で味わった人もいたでしょう、優勝になれていない選手もサポーターもどう喜んでいいのか戸惑っていましたが、これから紙テープの投げ方とか覚えていけば良いじゃないか、でもホッとして涙が止まらなくなりながら心の中で考えていた事がひとつありました、決勝を戦うために様々な準備をする中で仕事などで参戦出来ないのに協力してくれた仲間の存在、いつも一緒に応援している時には気がつきにくい大切な仲間に優勝を報告するのではなく、やっぱり一緒に優勝の瞬間を味わって共有したかった、良い時も悪い時も共に歩んできた仲間が参戦出来なかった決勝、最高に嬉しいはずなのに心に穴が空いてしまった感覚に決意をしました、悔しがっていてもしょうがない悲しんでいても意味がない、来年の二連覇を一緒に目指せば良い、その前に天皇杯決勝で国立競技場に今度は仲間全員で集結すれば良い、試合後に魂を預かってくれてありがとうと言う会話を聞きましたが、次はみんなで一緒に優勝の瞬間を喜び合いたい、それは普段バスツアーで一緒の人達だけではなく、バスに乗った事のない人も出会ってすらいない人もジュビロを愛する魂を持っている人はみんな仲間なのだから。


この日ジュビロサポーターの長かった一日は終わった、でもここからジュビロ磐田が創造する新しい物語をみんなで一緒に共有していきましょう、みんなひとりじゃない仲間が必ず側にいる、だから戦える、だから信じていられる、だからジュビロサポーターはやめられない、これからもみんなで一緒に歩んでいきましょう。

Ryu

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