サッカーではチームを応援する人の事を他のスポーツとは違いサポーターと呼びますが、その理由を改めて認識する事が出来た試合でした。
2シーズン続けて開幕戦で対戦して以来すっかり苦手意識を持ってしまった、柏レイソルと日立台、さらにレイソルは7試合負けなし、対するジュビロは今シーズン関東未勝利、考えれば考えるほど頭が痛くなりそうです。
しかし、この数年ですっかりポジティブな妄想が出来る様になったのも事実、ホーム無敗だった京都に勝利したし、華麗な攻撃サッカーをする広島を相手にアウェーで完封勝ちしたし、アウェーではないけれど鴨池で決勝トーナメント進出の可能性が残っていた広島に空気を読まずに完勝、もはや勝利するために必要なものは負けフラグ、とでも言いたくなるような状況でした。
朝は早いサポーター達が(前日の夜が遅かったサポーターもいましたが)スタジアムに到着すると、出迎えてくれたのは大量発生した蚊でした、この時期にコンビニで虫よけグッズ等は売られてなくて防戦一方で時間が過ぎるのを待つ事しか出来ず、ようやく開門時間になる頃には雨が降り出すなど、アウェーの洗礼にどっぷり浸かってしまいました。
選手が練習を開始するとイグノの強烈なシュートがゴール裏へ、危ないと思い手を出したものの、完全に腰が引けて隣にいた仲間に直撃、幸いケガはしなかったのですが、自分の情けなさにテンションが下がりかけましたが、いつもゴールを守る守護神を改めてリスペクトしながら試合開始のキックオフ。
コイントスで普段とは逆のコートを選択、前半から迫力のあるプレーを目の前でしてもらえる様に応援するサポーターの期待に前半13分に早くも応えてくれます、右サイドでボールを受けたイグノのクロスをエース前田が完璧なトラップから左足で決めて先制、こんなプレーを続けて欲しいと願いましたが、前半41分にフランサに同点にされて後半へ、試合は膠着状態で決定的なチャンスやピンチもなく向かえた後半37分左サイド村井のクロスに中央で前田がポストプレーそこに途中出場の10番成岡が走り込み勝ち越しゴール、しかし攻撃はJ1トップクラスでも守備はJ1最多失点で不安が、だからこそ目の前にいる新守護神の八田と一つになって守り抜く、倒れ込んだ茶野にコールを送ると、もっとサポートしてくれとゴール裏を煽る、ゴール裏だけではなくテレビの前で、携帯を片手に、皆が一丸となって戦った結果、このまま試合終了。
どうでもいい試合などないし、大事な試合だったとは思いますが、優勝や残留が決まる試合ではないのに涙が出そうになるほどの安堵感が、でも選手と一緒に喜び合えて良かった。
試合後は祝勝会をしたのですが、茶野さんに煽られた事もあってか、カラオケボックスで延長戦を行いました。
さあ次は鹿島戦です、そろそろ勝ってもいいのでは、その前に天皇杯もありますし大学生相手には負けられない、なんか変なフラグを立ててはいないですよね、チームを応援するファンではあるけれど、それ以上にチームを支え共に戦うサポーターでいたい、改めてそう認識した試合でした。
Ryu
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