ラベル

ヤマハスタジアム (143) ナビスコカップ (34) 清水エスパルス (18) 静岡ダービー (17) エコパスタジアム (15) 横浜Fマリノス (15) 浦和レッズ (15) アルビレックス新潟 (14) 鹿島アントラーズ (14) ベガルタ仙台 (13) 名古屋グランパス (13) 大宮アルディージャ (13) 川崎フロンターレ (13) サンフレッチェ広島 (12) 京都サンガF.C. (10) 埼玉スタジアム2002 (10) 大分トリニータ (10) 天皇杯 (10) FC東京 (9) コンサドーレ札幌 (9) セレッソ大阪 (9) ヴァンフォーレ甲府 (9) ヴィッセル神戸 (9) カシマスタジアム (8) ガンバ大阪 (8) モンテディオ山形 (7) 湘南ベルマーレ (7) 等々力陸上競技場 (7) アビスパ福岡 (6) ジェフ千葉 (6) ユアテックスタジアム (6) 東北電力ビッグスワンスタジアム (6) 柏レイソル (6) NACK5スタジアム大宮 (5) アウトソーシングスタジアム日本平 (5) サガン鳥栖 (5) 日産スタジアム (5) V・ファーレン長崎 (4) キンチョウスタジアム (4) 万博陸上競技場 (4) 味の素スタジアム (4) 広島ビッグアーチ (4) 日本平スタジアム (4) 札幌ドーム (4) 西京極陸上競技場兼球技場 (4) ギラヴァンツ北九州 (3) ファジアーノ岡山 (3) ホームズスタジアム神戸 (3) 平塚競技場 (3) 瑞穂陸上競技場 (3) 磐田デー (3) 豊田スタジアム (3) FC岐阜 (2) NDソフトスタジアム山形 (2) カマタマーレ讃岐 (2) ザスパクサツ群馬 (2) ハットトリック (2) フクダ電子アリーナ (2) ベストアメニティスタジアム (2) ユニバー記念競技場 (2) リーグ最終戦 (2) レベルファイブスタジアム (2) ロアッソ熊本 (2) 九州石油ドーム (2) 国立競技場 (2) 山梨中銀スタジアム (2) 日本代表 (2) 日立柏サッカー場 (2) 東京ヴェルディ (2) 栃木SC (2) 横浜FC (2) 櫛形総合公園陸上競技場 (2) 水戸ホーリーホック (2) 開幕戦 (2) 香川県立丸亀競技場 (2) 鴨池陸上競技場 (2) 鹿児島デー (2) FC鈴鹿 (1) kankoスタジアム (1) うまかな・よかなスタジアム (1) アダの日 (1) オマーン代表 (1) カターレ富山 (1) カンコースタジアム (1) サウルコス福井 (1) サークルKサンクスマッチ (1) ツエーゲン金沢 (1) デンカビッグスワンスタジアム (1) ニッパツ三ツ沢球技場 (1) ニンジニアスタジアム、愛媛FC (1) ポカリスエットスタジアム (1) ヨルダン代表 (1) 佐賀県総合運動場陸上競技場 (1) 大久保グラウンド (1) 大銀ドーム (1) 富山県総合運動公園陸上競技場 (1) 徳島ヴォルティス (1) 愛媛FC (1) 愛媛FCしまなみ (1) 本城陸上競技場 (1) 松本山雅 (1) 松本平広域公園総合球技場アルウィン (1) 栃木グリーンスタジアム (1) 熊谷陸上競技場 (1) 長崎県立総合運動公園陸上競技場 (1) 駒場スタジアム (1) 高知大学 (1) 鳴門大塚 (1) 鹿屋体育大学 (1)

2009年12月1日火曜日

11/28 サンフレッチェ広島@ヤマハ


ジュビロ磐田が変わる時が来た。

2009年シーズン、ホーム最終戦。

スタジアムにはたくさんのダンマクが掲げられ、普段のリーグ戦とは異なる雰囲気に包まれていた。

ヤマハスタジアムで“彼ら”とともに戦う試合はこれが最後という想いと、チームのことを考えると感傷的になっている場合ではないという気持ちに整理をつけられないまま試合に臨む。

相手はサンフレッチェ広島。

前半、攻める時間がありながらもチャンスを決め切れず、肝心なところでミスが多く、22分、一瞬の隙を佐藤寿人選手に突かれて失点。

その後は後手に回り、後半もいつものように苦しい展開が続く。

迎えた後半37分、背番号9がピッチに入る。

サックスブルーの9番が放つヘディングシュート。

彼はいつも私たちの気持ち、選手たちの気持ちに火をつけ、スタジアムの温度を上げる。

感傷的になってる場合ではないのに…と思っているこの日でさえ。

再び目覚めたチームは、延々と続く“中山隊長ゴンゴール”のチャントの中、決定機を作り出すも決めることができずにタイムアップ。

2009年の、そして退団が決まっている4人の選手の、ホームラストゲームを勝利で飾ることはできなかった。


日が落ち、肌寒くなったスタジアムのピッチに全選手が一列に並び、年間報告セレモニーが行われる。

社長、柳下監督のあいさつがあり、全選手から一言ずつコメントがあった後、4選手から退団のあいさつがあった。

思いがけない告白に胸を突かれ、照れたようなあっさりとしたあいさつに笑いながらも、寂しさにじんとなる。

20年間ジュビロで戦ってきた中山選手は、セレモニーの後、ゴール裏のサポーターのもとにきた。

その時間を慈しむように、全速力で群がるカメラマンを振り切り、いつも一緒に踊ったゴンダンスを力いっぱい踊ってくれた。

そして、改めて、飾らない言葉で語ってくれた。

「まだ、走り続けたいんだな」

メディア向けの姿とは違う、素の表情を、中山さんはいつもジュビロサポーターにだけは見せてくれた。

彼にとって特別な存在であれたことが、誇らしく、本当にありがたいことだと思った。
チームが違ってしまえばゴンダンスを一緒に踊ることはもうかなわないかもしれないけれど、それでも特別な存在でいさせてくれるかな。

サイド攻撃の面白さをもっともっと共有したかった村井選手。

熱いメッセージで、応援する快感を呼び起こさせてくれた茶野選手。

本当に長い間ジュビロのディフェンスラインを支え、熱い気持ちと、ジュビロのチームワークの面白さを教えてくれた秀人選手。

そして、言葉にならないたくさんのものを共有し、与えてくれた中山選手。

本当に本当に、ありがとう。

これからも別のチームで、でも心のどこかで繋がって、一生懸命戦って行きましょう。


さあ、ジュビロ磐田が変わる時だ。

正直、明るい気持ちで未来を想像できる現状では全くないが、ネガティブな感情を抱えているのは性に合わない。

ハッタリでもいいから、良い方に変わるはずさと笑い飛ばして、サポーターから元気をチームに与えていければいいと思う。

ラスト1節、そんな第一歩を感じられたらいいと思う。

バスツアーは今年はこれが最後。

1年間、IWATA EASTにお付き合いいただきありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

NP

0 件のコメント:

コメントを投稿