悪夢の開幕戦から早4ヶ月。
勝てない日々が続いたり、突如救世主が現れては去って行ったりと紆余曲折ありましたが、前節、前々節と連勝し、気がつきゃ混戦Jリーグマジックで7位。
うっかり調子に乗っちゃいそうな順位で迎えたのは、因縁の相手・モンテディオ山形戦。
開幕戦のリベンジ!とばかりに、たくさんの磐田サポーターが敵地に乗り込みました。
数日前から別の話題でそわそわと落ち着きませんが、ここは一旦忘れて、試合に集中です。
日中降っていた雨も開門時間を過ぎたころに上がり、分厚い雲の間から日差しが差し込みます。
試合前にはお約束のスタジアムグルメ探訪。
ホームアウェイ両チームサポーターでにぎわう売店では、名物“炎のカリーパン”(中身は浜松餃子、豚足、しらすの三種類)に牛串、だしの効いたうどん蕎麦などなど…かなり充実していました。
腹ごしらえも済んだところで、いよいよ試合です。
立ち上がりから悔しさを糧にガンガン行くのかと思いきや、気負ってるのかビビってるのか、なんだか腰が引けているジュビロ。
ズルズルとラインを下げてしまいます。
前半16分、攻め込まれ与えてしまったセットプレーからあっさり失点。
しかし、22分には流れの中から前田選手が3戦連発となるゴールを決めて同点にします。
ここから反撃だ!と思ったのもつかの間、打たれたシュートをクリアしたボールが相手選手の足もとに跳ね返り、それを無人のゴールに決められ追加点を奪われてしまいます。
これでほぼゲームが決まってしまいました。
攻撃では形を作れず、守りはさらに甘く、27分には追加点を奪われ前半で3-1。
後半、多少立て直すものの、ボールを回すばかりで決定的なシュートをほとんど打てずに試合終了。
悪いときのジュビロがそのまま出てしまいました。
相手の攻撃に圧されては下がり、焦らなくてもいいのに焦り、そんなとき立て直すことができない。
相手がどこであろうと、リベンジ云々なんて言えるほど実力ないんだよな…と思い知らされました。
試合後、ブーイングするのか、拍手を送るのか、戸惑いました。
ブーイングして、このチームはどうにかなるんだろうか。
山形は因縁の相手だったかもしれないけれど、試合としては34試合の内の1試合に過ぎません。
落していい試合なんてないけれど、それと昔の話はまた別のこと。
もうこれで、リベンジだなんだという、つまらない足枷が無くなったと思うのもアリなんじゃないかと思うのです。
あとは残り16試合、余計な色気とか気負いは出さずに、実力を惜しむことなく出して戦うことに集中する。
今のジュビロにはそのくらいしかできないんですから。
だから最後に「次!もっと頑張るよ!」とだけ声をかけました。
試合後、イ・グノ選手の磐田復帰が発表になりました。
グノ選手の気持ちを思えば辛いところもありますが、ジュビサポとしては素直に嬉しいニュース。
足りないことや文句を言いだしたらキリはないけど、悪いことばかりじゃ絶対ないはずです。
さあ残り16試合、愚直に戦っていきましょう!
KP
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